短歌なのか<27. LABORATORY EQUIPMENTS>


2003.04.11 UP



思い出になろうきみよりいち早くフリーズドライの苺みたいに

ともだちのままでいたいと思ってたくせにあなたの舌さがしてた

変身ができる呪文を覚えたらアフターシェイブローションになろ

きみをみた両目をつぶす実験のためにわたしは泣いているのだ

どうでもいい人には好きと言えるのに好きな人にはいえないのなぜ

むりやりにつくる笑顔が2ミリほどずれてしまった貸して消しゴム

製造を中止したまえ6ミリのオープンテープいびつな感情

もういちどおひさま空にのぼるかないつか実験室をでた日に

薄ピンク色の白衣を着ていたのなんかこれってヘンな日本語

戦いの相手はたぶん君でなく彼女でもなく臆病なぼく

コントロールオルトデリート再起動だいじょぶいつもやっていること

日本語の歌詞のうたとかきいちゃうと危険水域涙こぼれる

ずるいのはしっていましたさいしょからはらまぬようにちゅういしました

今メール送ったからと電話して確かめてくる君は年上

ちゃんとした恋愛してる友達に爪の垢などあるはずもない




●短歌目次


「女王の庭」
しばらくのあいだはひっそりと。(笑)

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