晴れてても雨が降ってもこの空はきみの街までつづいてる空
指の背でわたしの顔の輪郭をたどって痩せたねっていってもすでに手遅れ
そっか涙ってこうやって流すんだっけって思ってるうちはだいじょうぶ
あほちゃうかと自分につっこみいれながらこんな真夜中きみにメールを
傷あとの残る手首にくちづけをしてまた傷を増やそうとする
こころはまあいいとしてからだがこのままくちていくのはすこしだけふびん
一度解凍した冷凍食品を凍らせてはいけないのにわたしの心とかも
はじまるまえからエンディングを数十種考えているので何一つはじまらない
バスソルト買ってくるのを忘れたの代用として泣いているだけ
数学が苦手であきらめた国公立恋が苦手な場合あきらめるものは何
ちっぽけな地球のうえでちっぽけなわたしの片恋が肥大してたの
これからは心が動き出さぬよう重い鎖でしばっておこう
輪廻転生があるものならば次は雌雄同体のミミズでいいや
アルコール分解酵素のないからだメール読解力のない頭脳
3263グラムだなんて半端な数字を記憶させないで風の噂よ
「女王の庭」
そうだ、京都行こう
喬太郎「水鏡(上)」山陽「乗り遅れた男」彦いち「ぼくらの三人旅」
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