短歌なのか
<53. YOU CAN'T FEEL MY HEARTBEAT >



2003.05.18 UP



スペシウム光線をきみだけに照射していたはずなのにほかの男が倒れている

深夜2時/渋谷/ひらひらのスカートが20年下の男の子を呼び寄せる

条例があってノースリーブは着られないのといいわけしコムサ・デ・モードで笑われた

物欲のオーラをさっと感知してあれこれ散財させる店員

フェロモン女の秘密指令はおんぶ攻撃だれにもいっちゃだめだよぜったい

短いメールにはシュガーコーティングされた銃弾が装填されてたの

32,400秒後にあなたにあっているわたしはここにいるわたしとは別のいきもの

俺彼女いるよといわれたあとのキスには人口甘味料がたくさんはいってる

歩きまわっておなかがすいて非常食としてきみの右耳を食べただけ

女ったらしのあなたにとってわたしは実験動物以外のなにものでもないんだろう

「たぶらかされる」という動詞を具現化するためにあえてわたしから手を握る

森の精霊が見守る中で6年半の封印をとくための呪文をひとつ

ボランティア活動どうもありがとうだけどほんとにきみが好きだよ

キスがうますぎるといわれても自転車ののりかたは忘れないのといっしょ

アウトオブ眼中をこんなトワイライトゾーンでいわないでよ泣けてくる

片恋を葬るための黒色で上から下までコーディネートを






●短歌目次


「女王の庭」

17日/N部長と休日出勤。ラブラブだわさ(涙)
18日/こころもスカートも泥まみれだわさ(涙×2)

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