短歌なんだ
<浩子>



2001.12.01 UP

「come to an end」



手をつなぐ前にくちびる合わせてるはじまりが今はじまっている

キャンディのようにわたしを扱って 噛まずにゆっくり舐めてください

あたたかい海がわたしを満たしてくおぼれてもいいなにも要らない

あの夜がだんだんとおくなっていく早く記憶を補充しなくちゃ

「そんな筈ないと思った時点でねとっくに恋は終わってるのよ」

かるいふり 元気なふりで書くメールたった10行2時間経過

嫌われていない証拠を探さなきゃ今日も明日も生きていけない

もう二度と来ない電話を待っているわたしのためのマナーモード

「いつか来るその日」が今日で良かったの? 1年後ならもっと泣いてた?

そうか もうふたりで会うことないんだなきっと絶対 多分一生

あの店もあの道もダメ 失恋は悲しいよりもすごく不自由

行かれなくなった場所がよりによって渋谷のブックファーストだなんて

死ぬまでの暇つぶしならSOMETIME楽しいことがあれば充分

うずくまりうつくしいうそうっとりとうたう うっすらわすれはじめる








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