「2001年1月〜2月」
私から生まれる言葉がきっとある電車の中で指折りながら
セーターとブラジャーを洗いせめてもの充実感を得る日曜日
「ここではない、どこか」なんて探さないここをどこかにするつもりだよ
今日もまた終点のないアミダくじ引いてしまった気分の合コン
とりあえずじゃないビールを飲むように私を選んでくれてるんでしょ?
携帯にかけているけど出来るなら留守番電話サービスを希望
寝不足で会えば少しは緊張も和らぐだろう と思ったのに
息しててただそれだけでわたしなのありのままとかそんなんじゃなく
何となく頬の内側噛んでいるわたしはわたしの血の味がすき
染み付いた責任感に起こされて見忘れた夢は今日も置き去り
生きるのは時々楽しい 正解なんてないんだと思える日には
「2001年3月〜4月」
どアップの中山美穂は泡ヒゲをつけてもきれいがすごい欠点
名前だけ知ってる店の白テラスなんか思い出あった気がする
待ち合わせ場所決めるにもセンスって必要だよね モアイが笑う
この今日の結末さえも分からずに野球中継見ているふたり
ぼんやりと眺めてるうちに欲しくなり買えない訳を考えている
どうにでもしてあげるからおとなしくうすかわむけたくちびるだして
いじわるの倍のお返しされた日 やらかいバニラクッキー食べる
残業のせいにしたくはないけれど今日の笑顔は売り切れました。
1日の終わりに自分を痛くするために使うデンタルフロス
上り坂だんだん細くなっていくひとりだからこそ登っていける
クラス替えした教室で誰とでも喋れる君は四月の魚
半袖のニットは黄色 靴音で遊べる季節がまたやって来た
「2001年4月〜5月」
思い出したくはないけど忘れないそんな記憶もひとつやふたつ
「きれいだね」ささやかれても下心読んだりしない今日は本当
その問いに喉ふさがれて窓の外降ってもいない雨を見ている
いつだって中途ハンパに探るからひっかき傷が消えないんだよ
やったこと自体が報酬 噴水に心胴上げしてもらう午後
わたしたちたのしくやっていたのにねもう筆圧もこんなにかるい
3枚も書いているけど1番に言いたいことは最後の2行
脱がされる予定がなくて選んでるベージュのブラで私透明
もう二度と離さないよと歌う歌 話さないよと聞こえる今夜
「突然昔の歌(多分19歳)」
あのひとになりたいなれないいつまでもじぶんをすきになれないわたし
マニキュアはレブロンに決めてるのなんて言いたいパーキージーン
★このふたつは昔の手帳に書いてあったもの★
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