『週刊金曜日』様からの罵詈雑言


《これほど支離滅裂で品性のない文章を読んだ記憶がない――日垣隆氏の「もう一度言う『買ってはいけない』はインチキ本だ」(『文藝春秋』一九九九年十月号)を読んでの正直な感想だ。まず、文章の構成がなっていない。》(『週刊金曜日』同年九月十七日号)

私の文章は、支離滅裂で品性がない、ですか。文章の構成もダメってか。どうすりゃいいの。『週刊金曜日』には少なくとも二度にわたって私への批判が展開されましたが、同誌編集長は反論掲載を拒否されました。きったねえ。で、私は生まれて初めての「投書」をしました。



投稿

『買ってはいけない』著者と「週刊金曜日」読者の皆様へ

『週刊金曜日』一九九九年十月一日号

 「週刊金曜日」編集部から九月十七日号を贈呈していただきました。
 そのなかに『買ってはいけない』の著者のお一人(渡辺雄二氏)の文章が載っていました。「もう一度反論する 消費者運動をつぶす『文藝春秋』さま 疑わしきものをまだ薦めるのですか?」というタイトルです。消費者の立場にたつはずの科学評論家が、極めて疑わしいデータや捏造に基づいていたずらに消費者の不安をあおりたてることは、とても残念なことだと私には思えます。結果的に、消費者運動から誠実な人々が離れていくことにもなるでしょう。
 私は、より安全な商品を求めます。しかしそのために嘘や誇張を並びたてていいとは思いません。
 すでに「週刊金曜日」には二度も私への悪罵文が掲載されました。焦りは、よく理解できます。けれども読者の皆様には一方的な情報だけを信じてしまうのではなく、ぜひご自身で両者を読み比べてご判断していただきたいと願っています。
 十月十二日頃、私の著書『「買ってはいけない」は嘘である』(文藝春秋刊)というタイトルの単行本が店頭に並びます。「『買ってはいけない』はインチキ本だ」という論稿はもとより、精子半減説やダイオキシン猛毒説についても、私は世界や日本を実際に歩いて真剣に取材と検証を重ねました。
 感情的には嫌悪感をもよおされる読者もおられるかもしれません。
 ご自分と相反する見解や立論を、うわさや一方的なレッテルだけで遮断なさらないでください。同書には、渡辺氏と「週刊金曜日」のご同意により、私への反論も再録されています。
日垣隆




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