勝谷誠彦『破壊者』(日経BP社、1,600円)




 9人の武士が対談相手である。

《改革は組織を「壊す」ではなく、「溶かす」んです》(田中康夫氏)という表現は、田中氏による俺からのパクリだと思うが、政治家はどんどん他人の表現や政策をパクってもらいたい。

  勝谷氏が育ての親たる不肖宮嶋カメラマンは、こんな酷いことを言っている。

《これは結婚に失敗したからこそ言えるのですよ。だから、以後は一貫して女性のタイプは便利な女ですね。なんでも「ハイハイ」って返事して、料理上手。しばいても怒らんし、金もかからんし、浮気しても黙っている。奴隷のような女がいいですね(笑)》

  これを引用したのも他意はありません。男性と女性では、えらく受け止め方が違うんだろうなあ、と思っただけです。
  この件に関しまして、ついでにもう一言だけいってもいいでしょうか。だめ? じゃあ、やめておきます。うちの妻は、実は……。

  さて、本書の文中に《新しく出ていくものが、無謀をやらないで一体なにが変わるだろうか》(P309)とのキャッチフレーズが登場します。
「ガッキィファイター」本号の冒頭で申し上げた「TVコメンテーター」参入にあたりましても、そのことを強く念頭におき実践してまいりたいと思います。

  なお、本書に登場する田中康夫、井筒和幸、辻元清美、かわぐちかいじ、千堂あやか、宮嶋茂樹、小池栄子、佐野実、見城徹の各氏に対し、対談ホストが唯一"緊張"しているのはストリッパーの千堂あやかさんである辺りが、いかにも勝谷誠彦さんらしいなあと思いました。

 

(「ガッキィファイター」2003年1月13日号に掲載)



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