内田樹『「おじさん」的思考』(晶文社、1900円)


教師生徒間にしばしば生 じてしまうエロティックな雰囲気を、あってはならないこと、と思考停止する のではなく、《「知のありかを知るもの」という機能的立場ゆえに、教師は学 生にとって必然的にエロス的欲望の対象になる》、《セクハラ教師というのは、 自分が「火薬」のど真ん中で仕事をしていることを「知らない」人間のことで ある》と説く章(「教育とエロス」)だけでも是非。なかなか言い難いことで ある。



(「ガッキィファイター」2002年5月27日号に掲載)





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