Q&Aバトル

 
以下、Q&Aバトル第22弾までが、おおむね『情報の目利きになる!』(ちくま新書)に収録されました。興味のある方はご購入ください。

 はじめてお便りいたします。30代後半の男性です。

 少年による殺人事件が発生する度に識者と呼ばれる人間は「社会の病理」と題目のように唱えていますが、何か空虚な響きを感じてしまいます。
 そもそも、少年による殺人が日本で表面に出てきたのはいつ頃からだろうと思いを巡らすと、1978年の滋賀の中学生同士の殺人事件が思い浮かびました。(これは当時住んでた地域のテレビ局が、同年代の中学生はどう受け止めているか、と私の通っていた中学まで取材に来たので記憶に残っています)

 当時と今を比べると「情報の過多」という問題が、人を行動に駆り立てているのではないかと思っています。そこで、日本及び世界の歴史上で少年が少年を殺すという事象が、果たして現在の時代だけに限ったものなのか、昔からあったのかと疑問に思い、Amazonで「少年」「殺人」で本を検索したところ、日垣隆の著書が見つかり、それを辿ってこのページに行き着いたという訳です。『少年リンチ殺人』はまだ読んでいません。

 さてそこで、いよいよ本題なのですが、歴史上の少年殺人の変遷に関して、書籍以外に何か著述されたものはありますでしょうか?
 あれば是非教えていただきたく思います。

(「30代後半の男性」という以外、居住する都道府県や職業などの明記なし)

 

いつも楽しく拝見させていただいております。毎週月曜日が、今は火曜日が楽しみでしかたありません。
 ところで、新「ガッキィファイター」第23号で、「こども」についての表記法が不統一だったために気がついたのですが、日垣さんは普段「子ども」と表記されていますね。手元にあったガッキーファイター速報vol.70から新ガッキーファイター24号まで調べたところ、「子ども」で統一されています。
《引用》部分では「子供」表記も見られますから、意識的に区別されているとお見受けします。
 以前、たしか敢闘言かなにかで「ら致」などの漢字仮名交じりについての
お考えを拝見したことがあるのですが、「子ども」は漢字仮名交じりではないのでしょうか。
 わたしは、「子供」のほうが良いと感じているのですが、「子ども」がいいのでしょうか?
 お考えをお聞きできれば幸いです


(徳島県、もうすぐ30歳 教員)

 

 毎回楽しみに拝読しております。特に「断然お薦め本」のコーナーと「今週のコメント」のコーナーを楽しみにしてます。
 ニューヨークタイムスへの意見広告掲載の募金については、私も微力ながらお力添えしたいと存じております。バイトの給料が入り次第、郵便局に駆けつけます!

 さて、今回メールさせて頂いたのは「被植民地に対する謝罪」についてお伺いしたいからです。


(20代、男性)

 

第22弾 ファッションと言葉は生き物である
伝統と創造の関係について、もっと掘り下げて知りたいと最近強く願っております。お仕事のジャンルは異なるのですが、ファッションの世界や、言葉の世界で、何か共通する法則のようなものがあるのでしょうか。『敢闘言』やこのサイトなどを拝読し、大切なヒントをいただけるのではないかと思いまして。


(ファッション・デザイナー、33歳、東京都、2002年3月24日)

 

第21弾 マルチ商法の被害者について
3月25日付の各紙には、「八葉物流捜索」が報じられていました。こうしたマルチ商法の被害は、これまでにも度々ありましたが、その度に疑問に思うことがあります。確かにマルチ商法で儲けようとする輩は犯罪者なのでしょう。しかし、マルチ商法の被害者は、一方的な被害者と言えるでしょうか? 今回の「八葉物流事件」に関しても、「150万円で商品購入すると1年間で300万円の販売利益が入る。」が、うたい文句のようですが、そんなうまい話がある筈がないと考えるのが普通の感覚でしょう。もし、それが事実なら、誰も働かないでしょう。
また、マルチ商法の特徴は、被害者が加害者にもなる点でしょう。親類、友人、知人を勧誘して、一時いい想いをした被害者もいるでしょう。しかし、事件として発覚すると、被害者同盟とか被害者の会なるものが、いつの間にかできています。はっきり言いまして、騙された方々が悪いと思います。そして、「あなたがたの多くは他の誰かを騙したり、騙そうとしたのではありませんか」ときいてみたいものです。
マルチ商法の被害者と刑法犯罪の被害者を、同じ被害者として報道するべきではないと思うのですが。


(寺林栄樹、富山県、学習塾経営、42歳、2002年3月26日)

 

第20弾 テレビドラマの突っ込み方
私は相当なテレビ好きを自認してきたのですが、日垣さんのテレビ評を拝見していて、これはもう別世界という気がしました。実にたくさんご覧になっていることもそうですが、ニュース番組とかだけでなく、娯楽番組やドラマでも、日垣さん流の突っ込みがあると想像するのですが、例えばどのように批評のための突っ込みをなさっているのか、少しだけでも参考までにお教えていただけないでしょうか。          


(2002年3月21日、普通のOL、28歳、東京都在住)

 

第19弾 私の情報収集法
思い切って質問させて頂きます。『「松代大本営」の真実』に限りませんが、日垣さんはとにかく膨大な資料を消化して執筆されますよね。国会図書館、ネット、オンライン書店での検索、専門家へのインタヴュー、といったところまでしか私は思い浮かばないのですが、日垣さんはもっと超越した情報集めをしていらっしゃる、という印象を受けます。
 日垣さんが日常的にどのような情報収集をされているのか、また、執筆のための資料収集はどのようにされているのか、非常に興味があります。日常的にテレビを見る、あるいは雑誌を読む時に「きっとこういう見方は自分以外の人はしないんだろうなー」というような日垣的情報処理法がもし、おありでしたら、教えていただければ幸いです。「情報収集術は商売道具だから明かせない」と言われれば素直に諦めます。


(堀合英峰、東京都在住、大学4年生、2002年2月8日)

 

第18弾 「本の読み方」について
明けましておめでとうございます。「ガッキィファイター」を、いつも楽しく拝見させて頂いております。
 突然ですが一つ質問をさせてください。
 日垣さんの「本の読み方」についてです。
『何でも買って野郎日誌』P164〜P165の中で、「読書時、たぶん(中略)そのあたりを説明すると非常に長くなるので」と書かれています。
『ご就職』P166では、「どうせ読むなら半ば学びつつ半ば疑いながら読むべきなのである」とも書いてありましたが、もう少し詳しく「本の読み方」について教えて頂けないでしょうか?
私は特に「本の読み方」についてこだわった事がありません。書いてある事をそのまま受け取ってしまうので、『買ってはいけない』に対して日垣さんの批判文が出るまでトンデモ本だとは気付かず、素晴らしい本があると薦めていました。


(M・T、横浜市在住、2001年1月1日)

 

第17弾 「ガッキィファイター」を始めた10の理
20×20 (916Byte) どう考えても多忙に見えるのに、敢えて公式サイトを開いた理由を、詳しく教えてくださいませんか。(21歳、学生)

20×20 (916Byte) 「ガッキィファイター」はコンテンツが豊富で、なによりサイトの趣旨がとても明確です。私はウェブのプログラムの仕事もするのですが、「なぜこんなページを作るのか?」と疑問に思うような、「とりあえず作ってみよう」という会社も多いので、感動してしまいました。(22歳、フリー・プログラマー)

20×20 (916Byte) 先月、初めてインターネットにつながり、日垣さんのホームページを拝見しました。私も死ぬ前に自分のホームページをもってみたいと思います。そのためのご助言をいただければ……。(71歳、囲碁愛好者)

など多数のご意見、お問い合わせをいただきました。

 

日垣さんは、週に30冊以上の本を読まれるとのこと。早く、しかも確実に多くの本を読むテクニックと言いますか、コツのようなものがあるのでしょうか?
過日《断然お薦め本》コーナーの『ひと月に百冊読み、三百枚書く私の方法』【福田和也著】も読みましたが、具体的な速読のテクニックは書かれていなかったように思います。
もしそのようなものがありましたらサイト上にでも公開していただけないでしょうか。

40歳近くになってやっと読書の楽しさが何となくわかってきました。
不思議なことに読めば読むほど、また読みたい本が増えていくものなんですね。
残念ながら本棚には、読んだ本より読んでいない本の方が多くなってしまいました。
現在は、《断然お薦め本》で紹介されていた『靖国』【坪内祐三著】を読んでいます。


(井本重喜、建築内装、40歳、東京都、2001年8月23日)

 

第15弾 海外にも本を送ってもらえますか?
フランスのリヨンからお尋ねします。近頃は海外在住でもオンラインで本が買えるようにはなってきましたが、まだまだ満足のいくサービスは期待できません。貴サイトの注文では海外発送もしていただけるのでしょうか。送料の条件など、もちろん国内とは異なるでしょうが、御一考いただければと思います。
ホームページのリニュアル版、とても見易くなりました。



(山本みゆき、リヨン在住歴13年、研究所勤務、2001年8月23日)

 

第14弾 対談料はおいくらですか?

先日は私どもの誌面にてご協力いただき、ありがとうございました。少額ではございますが、謝礼をお支払いしたく思いますので……
どうぞよろしくお願いいたします。

   
(週刊誌編集者、東京都、30歳くらい、2001年7月17日)

 

第13弾 原稿料公開はどうなった?
原稿料の公開は、前週で終了したのでしょうか。あの試みは、大きな一石を投じたと思います。部外者にも大変興味深かったので、できたら、またやってください。
(同様のご意見・ご質問が多数寄せられました)

 

第12弾 北も南も選ばなかったコリアンたち

JSA」を見てきたよ、って韓国人の友人に言うと、必ず「分かった?」と聞かれる。分かったかって言われてもなぁ。確かに「シュリ」みたいに分かりやすくはないし、よく理解できない部分(「父親の秘密」の意味は特に)もあるけど、でも良い映画だった、と答えると、「あなたは韓国を良く知っているから」とこれまた同じ返事が。いや、朝鮮半島の事情なんか知らなくても、良い映画は良い映画だよ、と言うと、「そうなのかなぁ」という返事。ところで、あの「父親の秘密」について、何かご存知でしたら教えてください。

 

(広瀬京子、東京都、35歳、通訳、2001年7月1日)

 

第11弾 集中力を養う方法は?

私は今、東京都内にある精神病院に勤務しております。今は、仕事に就きつつ大学受験を志しています。 ところで、日垣さん(先生と書くと気分を害されるそうで・・・すみません)は、勉強するときに(文献を読むとき)物凄い集中力を働かせているように読者として感じます。 もし宜しかったら、集中力を養う方法を教えて下さい。仕事に疲れると、勉強が捗らない場合が多いのです。「疲れているときは寝る」は無しにしてください(笑)。よろしくお願いします。

 

   
(中條智之、29歳、准看護士、2001年6月24日)

 

お父さんは今まで数え切れないほど海外に行っているでしょ。どうして? 休暇や気晴らしって言ってたけど、それだけじゃ絶対にない気がする。仕事や取材ってこともあると思う。でもね、それ以外に、海外へ行って何を想い、何を考え、何を基準にしてその国を見ますか。留学生活があと残りわずか2カ月になったいま、やり残したこととか感じ残したことがあったら嫌だから、少しでもヒントがもらえたらいいなあ。

 

(日垣遙、18歳、オーストラリアに留学中、2001年4月8日)

 

第9弾 出会い系サイトの謎(記事より長い企画書のようなコメント)
小紙報道部で、犯罪の温床とも指摘される出会いサイトについて、このたび連載することになりました。先日、日垣先生が「東京新聞」にお書きになっていた社会時評(註:「中年男女のピクニック不倫」)を拝読しまして、出会い系サイトについての先生のコメントをぜひ頂戴したく、ご多用中とは存じますが、明日中にでもご連絡いただければ幸いです。ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。


(夕刊F紙、M記者、2001年5月31日)

 

第8弾 新聞社にも常識を

田中康夫長野県知事が打ち出した「脱・記者クラブ宣言」について、感想と今後の見通しをお伺いしたく、連絡をさせていただいた次第です。

   
(北海道新聞東京支社政経部記者T、2001年5月22日)

 

第7弾 なぜ復讐を思い留まるのか
「仇討ちをしない理由」について伺います。
 私は一児の父(秋には二児の予定)なのですが、もし子どもが殺されたりしたら、必ず仇を討とうと思っています。でも世間を見ると、そういうようなことをする親はいないようです。
 英国で二人の少年に幼児を残虐に殺された父親は、犯人の少年達が当初の終身刑から減刑されたのを聞いて復讐を誓ったと聞きました。日本ではそういう話を聞きません。これは何故なのでしょうか? 数々の少年事件を取材した日高さんにお聞きしたく質問します。それとも私がおかしいのでしょうか?



(野々山一郎、東京在住43歳、会社員、2001年5月18日)

 

第6弾 「金総書記の長男」強制送還について
先ほど、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)総書記の息子・金正男氏と見られる男が強制退去処分されて中国に向かった、との情報が入りました。いずれ大ニュースになると思いますが、ぜひ日垣さんの見通しと考えをお聞かせください


   
(TVディレクター、K、36歳、2001年5月4日)

 

第5弾 大腸洗浄について
最近テレビや雑誌で盛んに取り上げられている「大腸洗浄」について、どう考えたらいいのでしょうか。実は家内が、ぜひやってみたいというのですが、日垣さんに訊いてくれと申しておりまして。


(大学助教授、経済学、39歳、2001年4月22日)

 

第4弾 小泉氏への再反論
小泉純一郎氏が日垣さんに回答されている記事のなかで、「私が首相になったら郵政民営化はできる」と明言されており、局内でも非常に大きな話題になっていました。ぜひ日垣さんの見解をうかがいたい


(TVディレクター、K、36歳、2001年4月8日)

 

第3弾 「作家・ジャーナリスト」という肩書きについて

肩書きに何かこだわりはお持ちですか。

   
(新聞記者、27歳、2001年3月9日)

 

一昨日、たまたま池袋駅・埼京線のホームで電車を待っていたら、女性が山手線ホームの側からこちらに向かって、『早稲田大学の××は同じ学科の○○を強姦した。それだけじゃない。××は他にもこんなことをしている! 謝罪しなさい!』というようなことを、信じられないほどの大音声で叫んだので、埼京線で待っていた2〜300名は、『誰に向かって怒っているのだろう!』と、たぶん全員が目だけを動かしつつ緊張した。ところが、その直後に女性は歩き出し、そして今度はホームの鉄柱に向かって怒鳴り始めた。そこで、おそらくまたほぼ全員が、彼女の状態を"理解"して安心"した……(2001年3月)


第1弾 少年事件のルポで、なぜ「実名」を使うのか?

日垣さんは凶悪事件のルポや評論で、新聞記事のように少年たちのを匿名扱いしていないようですが、その理由を教えてください

   
(34歳、ルポライター、2001年3月9日)



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