CD鑑賞日記2005年1月 BACK
1日(土) THE VERY BEST OF DARYL HALL & JOHN OATES
3月にライヴを見に行くことにした。ホール&オーツが札幌に来るなんて信じられない。「PRIVATE
EYES」や「MANEATER」,
「RICH GIRL」「SARA SMILE」「ONE
ON ONE」「SAY IT ISN'T SO」「OUT OF TOUCH」といった往年の名曲が聴けるのだろう
か。東アジアの小さな国のツアーだから,きっと選曲はベスト盤に近いに違いない。楽しみだ。
STING AT THE MOVIES
STINGが歌った映画の主題歌・挿入歌を集めた企画盤。「SOMEONE
TO WATCH OVER ME」が収録されているなど,目
を見張る内容。ゲスト・ミュージシャンもすごい。ANDY
SUMMERSは当然としても,ERIC CLAPTONやBRYAN ADAMSとのコ
ラボレーションまである。STINGのアルバムの中ではNo.1かも知れない。
STARDUST THE GREAT AMERICAN SONGBOOK VOL.V/ROD STEWART
ラジオで聴いて以来,ずっと欲しいと思っていたアルバムをやっと買った。ROD
STEWARTが正しい道を進んでいる……そ
んな印象のあるアルバムだ。ERIC
CLAPTONのギターやSTEVIE WONDERのハモニカがフィーチャーされていたり,BETTE
MIDLERやDOLLY PARTONとのデュエットがあったり,ROD
STEWARTとしては正しすぎるほどに正しい道を歩んでいると思
う。聴き込んでみて気に入ったら,VOL.TとUも買ってみようと思う。
ACOUSTIC/JOHN LENNON
僕は正直,JOHN LENNONの良い聴き手ではない。持っているアルバムも「MILK
AND HONNEY」とベスト盤だけだ。そもそ
も僕が中学2年のとき,JOHN
LENNONは死んでしまった。時代はアイドルブームの元年で松田聖子や田原俊彦がデビュー
した年だった。僕はまだ,それ以前のアイドルたちのノスタルジーに浸っていた。そういえばこの年は,山口百恵が引退した
年でもある。さてさて,そんな僕でも,このアルバムだけはCD屋で見つけて,すぐに買った。昔から,LENNONにはアコース
ティックこそがよく似合うという,確信めいたものを抱いていたからだ。そしてその確信は,まさに確信と呼ぶにふさわしいも
のだった。大切なアルバムの一つになると思う。
2日(日) DYNAMITE/JERMAINE JACKSON
JERMAINE JACKSONのベスト盤。昨年の秋,「DO
WHAT YOU DO」が聴きたくてアマゾンで買った。そのときに一度聴い
て以来。「DO WHAT YOU DO」は本当に美しい曲だ。こんなにも美しい曲はそうそうない。心の底からそう思う。
THE TIME MACHINE/ALAN PARSONS
「H.G.Force part1」というインストロメンタルが心に浸み込んでくる。ALAN
PARSONSを知ったのは,僕らの世代にとっては
当然のごとく「AMMONIA AVENUE」だが,それ以来,ずっと変わらない世界観をALAN
PARSONSは持ち続けていると感じら
れる。きっと僕の知らない,それ以前のALAN
PARSONSも同じ世界観を持っていたのだろうと想像される。
TURN IT ON AGAIN THE HITS/GENESIS
僕らの世代にとって,GENESISのボーカルはあくまでもPHIL
COLLINSだ。特に1983年の「THAT'S ALL」「MAMA」を収録し
たアルバム「GENESIS」は,鮮明に記憶に残っている。当時,ニューロマンティックの全盛の中で,POLICEと並んで,高校生
の僕らには「知性」を感じさせるバンドだった。「THAT'S
ALL」を僕はソラで歌える。村上春樹に言わせれば,GENESISという
バンド名は「大袈裟に過ぎる」(『ダンス・ダンス・ダンス』)とのことだが,僕にはそんな大袈裟なバンド名さえ,いまでも知的
に感じられる。
DON’T MIND IF I DO/CULTURE CLUB
1999年のアルバム。近くのスーパーのイベントで1000円程度で購入した記憶がある。CULTURE
CLUBがいまなお健在で
あることに驚いた記憶がある。アルバムの出来はまずまずで,昔のアルバムよりもコンセプトのしっかりしたポップスという感
じがする。ジャケットの写真を見る限り,BOY
GEORGEも美しさと不気味さをそれなりに保っているようだ。ボーカルは格段に
よくなっている。ラテンのリズムも健在だ。
“LOVE AND THEFT”/BOB DYLAN
僕らの世代がBOB DYLANを聴き始めたのは,桑田佳祐を介してだったように思う。1960年代からスーパースターだった彼
が,よくも2001年にこれだけ完成度の高いオリジナル・アルバムを創ることができるものだと感心させられる。感心させられ
るというよれも,圧倒されてしまう。
PLAN B/HUEY LEWIS & THE NEWS
HUEY LEWIS & THE NEWSのサウンドは,昔からそうなのだが,僕にはキーボードの音が耳障りが悪い。でもHUEY
LEWIS
のパワフルなボーカルが好きで,昔から聴き続けている。これは2001年のアルバム。出来はまずまず。
EVERYTHING MUST GO/STEELY DAN
2003のアルバム。理屈はいらない。JAZZYなリズムとギターが僕は大好きだ。どんなに年をとっても,徹底的におじさんに
なっても,DONALD FAGENはDONALD
FAGENのままだし,WALTER BECKERはWALTER BECKERのままなのだ。それがた
まらなく嬉しいし,勇気づけられる。年をとることも満更悪くないじゃないかと思わせてくれる。
3日(月) MADONNA
1982年のMADONNAのファースト・アルバム。僕が初めてMADONNAを知ったのはベストヒットUSAで「HOLIDAY」のビデオ
を見たときだったと思う。その後,こんなにも大スターになっていくという予感は,まったくなかった。「LIKE
A VIRGIN」のヒッ
トのさせ方を見ると,売り方というかプロモーションって大切だなあと思う。あんないかにも「ねらった」という売り方でも,押し
も押されぬ大スターになるのだから。このアルバムは聴いていて,ちょっと心地よいアルバムだ。その後のMADONNAのア
ルバムはポップな感じはいいのだけれども,ちょっと鼻につく感じがある。「売ろう売ろう」というのが先に立ちすぎている。
CHRISTINE McVIE
僕は「RUMOURS」の「OH DADDY」を聴いて以来,CHRISTINE
McVIEが大好きだ。ちょっとかすれた声。ハスキーというに
はちょっと足りない,静かにかすれた声。それが大好きだ。このアルバムもスマッシュヒットといった感じだったけれど,僕の
中では,ずいぶんと存在感のあるアルバムだ。いまはJOHN
McVIEとも離婚してFLEETWOOD MACにもいないCHRISTINE。
復帰して欲しいと切に願っている。でもきっと,無理なのだろうな。
THE ISLE OF VIEW/PRETENDERS
1995年リリースのPRETENDERSのアコースティック・ライヴ。CHRISSIE
HYNDEの退廃的なボーカルがいい。昔から「2000
MILES」というバラードが好きだ。特にこの曲にはアコースティックが似合う。
4日(水) FIREBALL ZONE/RIC OCASEK
元CARSのボーカルRIC OCASEKの1991年のアルバム。プロデュースはNILE
RODGERS。ロック色の強い,どこかライヴ感
のアルバムで気に入っている。RICの癖のあるボーカルは健在で,楽しい。
5日(木) SPANDAU BALLET THE SINGLES COLLECTION
「ROUND AND ROUND」「ONLY WHEN
TOU LEAVE」「HIGHLY STRUNG」「TRUE」「I'LL FLY FOR YOU」などなど,83〜84
年にかけて僕はSPANDAU BALLETをよく聴いていた。懐かしい。朝の音楽としては,とても心地よい。
8日(土) QUICK CHANGE WORLD/RIC OCASEK
ネットワーク大会から帰ってくると,アマゾンから送られてきていた。RIC
OCASEKの1993年のアルバムである。まだまだ,
CARSの匂いのするアルバムだ。じっくりと聴き込んでみたい。これからRICのアルバムが続々と届くはずだ。
9日(日) SHE’S SO UNUSUAL/CYNDI LAUPER
とても懐かしく聴くことができた。「GIRLS
JUST WANT TO HAVE FUN」を初めて聴いたときには,馬鹿だと思った。「TIME
AFTER TIME」を初めて聴いたときには,なんという名曲だろうと思った。「SHE
BOP」を初めて聴いたときには,「そうか。この
両極の融合体がCYNDI LAUPERなのだ」と合点した。天才だと思った。1983年末から1984年初頭にかけて,みんなそう感じ
たはずだ。彼女ももう,50歳代に載ったはずだ。最近はアルバムを出しているのだろうか。僕はまったく知らない。
11日(火) SEVEN AND RAGGED TIGER/DURAN DURAN
やはり僕は80年代にノスタルジーを抱いているのだなあ,と切に感じる。こんなつまらないバンドでも懐かしい。特に「NEW
MOON ON MONDAY」が好きだ。
AN INNOCENT MAN/BILLY JOEL
BILLY JOELの80年代の代表作は,結局,このアルバムだったように思う。「AN
INNOCENT MAN」「THE LONGEST TIME」
「THIS NIGHT」「TELL HER ABOUT IT」「UPTOWN
GIRL」「LEAVE A TENDER MOMENT ALONE」「KEEPING THE FAITH」と,
10曲中7曲のシングルヒットを出した。希有なアルバムである。このアルバムを聴くと,自分が高校2年にかえっていくのを感
じる。特に「TELL HER ABOUT IT」のプロモーションビデオは,いまでも目に浮かぶ。
PURPLE RAIN/PRINCE AND THE REVOLUTION
先日(たぶん帯広に向かう車中だったと思うが),ラジオで「PURPLE
RAIN」が流れていて,このアルバムを聴きたいなと思
った。1984年はPRINCEの年だった。アルバムとしては,次のアルバム「AROUND
WORLD IN A DAY」の方が好きなのだが,
このアルバムは,聴くと映画のシーンが甦ってくるところがあって,聴いていて飽きない。
TRUE BLUE/MADONNA
今日は80年代半ばにセールス的に大成功した「お化けアルバム」ばかり聴いて過ごした。どのアルバムもそれぞれ,なん
となくあの時代を象徴していて,心地よい。これらのアルバムを聴きながらの原稿執筆は遅々として進まなかいが,それでも
いいやとさえ思えてくる。このアルバムは明確に「売る」ということを指揮してつくられたアルバムなのだろうが,それたけに僕
らの世代には響くものがある。「LA
ISLA BONITA」などは,何度聴いてもはまってしまう。これはこれで名盤なのである。
FAITH/GEORGE MICHAEL
このアルバムがヒットしていたとき,僕は既に大学生だったので,ほとんど毎晩バイトに次ぐバイト。カラオケスナックでバイト
していて,カラオケにはまだ洋楽があまりなかったこともあり,邦楽ばかりを聴くようになっていた。お客さんにリクエストされた
曲をホール係が歌わなくてはならないため,新しい曲を次々と覚えていかなくてはならなかったからだ。だからこの時期,僕は
ほとんど洋楽を聴かなくなっていた。しかし,このくらいの大ヒットアルバムだと,なんとなく知っている。BOOK
OFFで見つけた
ときには,迷うことなく,すぐに買った。聴いてみると,いま聴いてもなかなかのアルバムだと思う。
ST.ELMO’S FIRE/ORIGINAL SOUNDTRACK
全米No.1の大ヒット曲「ST.ELMO'S
FIRE」(JOHN PARR)をテーマ曲とした同名映画は,僕にとって忘れられない映画の一
つだ。二十歳前の僕は,この映画にずいぶんと感動したのを覚えている。その後もビデオで7〜8回は見ていると思う。サント
ラはJOHN PARRの他,BILLY SQUIERやJOHN
ANDERSON,DAVID FOSTERも参加していて,聴き応えのあるアルバムに仕
上がっている。特にJOHN
ANDERSONの歌声は,YESとの雰囲気の違いに,僕にはとても新鮮に聞こえる。
FOOTLOOSE/ORIGINAL SOUNDTRACK
これも1984年の「お化けアルバム」だ。「FOOTLOOSE」をはじめ,「LET'S
HERE IT FOR THE BOY」「ALMOST PARADISE」
「DANCING IN THE SHEETS」「HOLDING
OUT FOR A HERO」「I'M FREE」「NEVER」と,立て続けに大ヒット曲を送り出した。個
人的には「I'M FREE」と「SOMEBODY'S
EYES」が好きだ。後者はKARLA BONOFFの曲。たまらなく,声が素敵だ。
LET’S DANCE/DAVID BOWIE
テレビのCMなどで,「LET'S
DANCE」はいまだによく聴く。息の長い曲だ。「あ〜」という前奏を聴くと元気になる。でも,プロ
モーションビデオでは,DAVID
BOEIE自身は,「MODERN LOVE」が一番楽しそうに歌っていた記憶がある。「CHINA
GIRL」の女
性はいま,何をしているんだろう。
12日(水) PIPES OF PEACE/PAUL McCARTNEY
このアルバムは,僕が初めてリアルタイムで聴いたPAULのアルバムだ。表題曲の「PIPES
OF PEACE」,そして「SO BAD」
といったバラードが心地よいアルバム。MICHAEL
JACKSONとりデュエット「SAY SAY SAY」「THE MAN」が収録されている。
CD化されて収録されたボーナス・トラック3曲も嬉しい。
CAN’T SLOW DOWN/LIONEL RICHIE
このアルバムは高校時代,自分で買おうとまでは思わなかった。帯広駅前のレンタルレコード店で借りてきて,テープにと
って何度も聴いた覚えがある。「PENNY
LOVER」や「STUCK ON YOU」といったカントリーっぽい曲が好きだ。
13日(木) TANGO IN THE NIGHT/FLEETWOOD MAC
FLEETWOOD MACの1987年のアルバム。POP路線の黄金期のメンバーで出した最後のアルバム。LINDSEYやSTEVIEは
もちろん,CHRISTINE McVIEもしっかりと存在感を示していた時代。いい曲ばかり収録されている。1970年代のFLEETWOOD
MACは確かにいいのだが,1980年代のMACには80年代なりの良さがある。
THE DEFINITIVE/CHRISTOPHER CROSS
CHRISTOPHER CROSSのベスト盤。19曲入り。主立ったシングルはすべて収録。本当に心地よいアルバム。何度リピートし
てもいいという気にさせる。
15日(土) BRUCE SPRINGSTEEN GREATEST HITS
BRUCE SPRINGSTEENを聴くと,ご多分に漏れず元気になる。「BORN
TO RUN」「HUNGRY HEART」「GLORY DAYS」が好き
だ。そして,なんと言っても聴いていてしびれるのが「THE
RIVER」だ。この曲は高校時代に初めて聴いて以来,僕を捕らえ続け
ている。歌詞がとてもいい。
THE BEST OF STARSHIP
僕が初めてSTARSHIPを知ったのは,たぶん映画「マネキン」の主題歌だったと思う。それ以外にはあまり興味がない。だから
「WE BUILT THIS CITY」や「SARA」の大ヒットにもあまり興味はなかったし,ましてやJEFFERSON
AIRPLANE時代などにはまっ
たく興味がわかないし,その時代の曲も知らない。僕の中にあるのは「NOTHING'S
GONNA STOP US NOW」という名曲だけだ。
でも,このベスト盤はポップな曲が多くて,BGMとしては大変楽しめるアルバムだ。
16日(日) CHICAGO GREATEST HITS 1982−1989
甘ったるくてあまり好きでないのだが,BOOK
OFFで100円で売っていたので買った記憶がある。BGMとして流すには,なかな
か秀逸なアルバムだ。聴き込もうとは決して思わないけれど。
MEN AT WORK SUPER HITS
MEN AT WORKは昔から大好きだ。「HIGH
WIRE」が収録されていないこと以外は,文句のないCDだ。
19日(水) PHIL COLLINS …HITS
PHIL COLLINSは80年代に青春期を過ごした僕らにとっては,かなり象徴的なボーカリストだ。聴いていると,やっぱり引き込ま
れてしまう。
20日(木) THIS SIDE OF PARADISE/RIC OCASEK
1986年のアルバム。かつてレコードでもっていたもをCDで買い直した。まだまだCARSの匂いが色濃く感じられるアルバム。
このアルバムは昔から大好きだ。
21日(金) OUR KIND OF SOUL/DARYL HALL & JOHN OATES
2004年10月リリースのHALL
& OATESのカヴァー・アルバム。このアルバムを定価で買って,BOOK
OFFに売り飛ばした人に
深く感謝したい。SOUL MUSICの名曲スタンダードを,彼等なりの世界に見事に昇華している。いいアルバムだ。
30日(日) TROUBLIZING/RIC OCASEK
1997年のアルバム。先日,AMAZONから届いた。始めて聴いたアルバム。ライヴ感覚とプログレがミックスしたような,独特
なアルバムという印象。
31日(月) AROUND THE WORLD IN A DAY/PRINCE AND THE REVOLUTION
このコーナーで何度も書いていることだが,このアルバムがPRINCEの最高傑作だと思う。セールス的は「PURPLE
RAIN」に及
ばなかったが,楽曲の充実,アレンジの充実には目を見張るものがある。1985年のアルバムだ。