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穂高縦走 3000m岩稜を縦走
穂高連峰のビッグ4を踏破

北穂高岳(3106m)
涸沢岳
  (2983m)
奥穂岳  
(3190m)
前穂岳 
(3090m)

   

豪快な山容の穂高連峰は、わが国第3位の標高を誇る奥穂高岳を盟主に涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳と3000mを超える岩峰群が連なり、岩稜縦走の醍醐味を味わうことができる。
又、穂高連峰は、わが国のアルピニズム発祥の地でもある。

《登山日》   H15.9.10〜12
《天 気 》   晴れ・曇り・雷雨  曇り・雨  曇り 
《コース 》   1日目  上高地(1504m――徳沢(1562m)――横尾(1620m)――本谷橋(1790m)――涸沢(2300m)
         2日目  涸沢(2300m)――南稜取付――南稜分岐――北穂北峰(3106m)――北穂高小屋(3100m)
         3日目  北穂高小屋――南稜分岐――最低コル――涸沢岳(2983m)――穂高岳山荘――奥穂高岳(3190m)
                   ――吊尾根最低コル――紀美子平(2910m)――前穂高岳(3090m)――紀美子平――
               岳沢ヒュッテ(2170m)――岳沢登山口――上高地(1504m)
《標高差》   1686m 
《歩行時間》  1日目――6時間 2日目――3時間 3日目――11時間
《アクセス》  中央自動車道 松本ICから沢渡まで
《注 意 》   



上高地〜6時間〜涸沢


大正池に映る穂高連峰・・・もう感動そのもの。
西穂、奥穂、吊尾根があって前穂。

バスターミナルから、梓川左岸に沿って横尾を目指す。
明神、徳沢を通過。時折、前穂高岳や奥又白谷眺めながら進み、
、左手に屏風の大岩壁を望むと横尾。

横尾大橋を渡り、涸沢を目指す。
屏風岩の大岩壁を仰ぎ見て進むとまもなく本谷橋。

この先、道は急登になる。
まもなく、奥穂や涸沢岳の展望が開け(頂上はガスって見えない)、
涸沢カールの雪渓、そして涸沢ヒュッテ、涸沢小屋が見えてくる。
もう少し―――ところが、ここで雷雨・・・・ついてない。

雨はやんだものの、ガスって頂上はみえず・・・
涸沢のテント群とナナカマドの赤い実が鮮やか。
明日の天気は????
大正池に映る穂高連峰(西穂、奥穂、前穂,明神岳)
河童橋 梓川に沿って進む
前穂高岳を望む〜頂上は雲
徳沢園
横尾山荘
横尾大橋〜屏風と左奥に前穂を望む
北壁、右岩壁が見えてくる
本谷橋
涸沢のテント群

涸沢〜3時間〜北穂高岳


天気は・・・曇り。山頂はガスって見えない。5時出発。
涸沢小屋右手の北穂沢を登る。
草付きの登山道をジグザグに登り、ハイマツ帯に入る。
岩ゴロの道を左手に斜上し、南稜取付きのクサリ場に着く。
クサリとハシゴに助けられ、岩場を抜け南稜に出る。
視界は全くなく、霧雨があたり、風も強い。
クサリ場を抜け、大岩のゴロゴロする道に変わると、正面に松濤岩が見えてくる。
テント指定地の南稜のテラスを過ぎ、まもなく涸沢岳縦走路との分岐。
右にとり、急な岩場を登りつめて北穂高岳山頂(3106m)。

何も見えない!真っ白け・・・・

直下の北穂高小屋へ・・・・来たかった山小屋。
雨と風の様子をみて、しばらく室内で待機。

涸沢ヒュッテからの北穂(ただし前日の夕方)
北穂沢を登る〜涸沢のテントは米粒のようだ
岩ゴロの道を行く
南稜に取付く〜クサリとはしごに助けられ・・・
松濤岩が見えてくる
涸沢岳への縦走路の分岐
北穂北峰(3106m)〜真っ白け


北穂高小屋岩にへばりつくようにたっている北穂高小屋。日本で一番の高所にある。


室内には、前主人が書いた絵が掲げられ、クラシック音楽が流れていた。
天気が良ければ、テラスからは素晴らしい景色が展開しているのだが・・・真っ白け、真っ白け。
イワツメクサ
小雨になったのを見計らって、思い切って奥穂に向けて出発したものの・・・風が強く・・・やめよう。
幸運にも泊まる破目に(いいんだ、ここに泊まりたかったんだ)。
9月放映の『穂高よ永遠なれ』を見て、絶対行こうと思っていた山小屋だった。
今も残っている、麓から担ぎ上げた130キロの梁を見て・・言葉なし・・・

食堂に居座って、クラシックを聴きながら、ストーブにあたり、ビールを飲んで・・ラーメンを食べて・・カレーを食べて・・
動けないってことは・・・ああ1日が長い―
さてさて明日の天気は?

北穂高岳〜1.5時間〜涸沢岳
涸沢岳〜30分〜穂高岳山荘

6時出発。雨はやんでいるものの、ガスって視界はなし。クサリ場、岩場の連続する岩稜と聞けば、緊張、緊張。
南稜分岐まで戻り、ペンキ印を頼りに進む。

ドームの頭は涸沢側を巻き、クサリのついた岩場を下る。(下は何も見えない。高度感もないから、怖さも感じない。でも・・慎重に慎重に!)(第4尾根、第5尾根はどこだろう?)
ただ、真っ白けの中を進んで、下り着いたところが涸沢岳との最低コル。

亀岩を通過。
クサリやハシゴを使って涸沢槍は巻いて通過。

凹角状のクサリを頼りに登り切ると涸沢岳の山頂。悪場はひとまず終わり・・・・
縦走路から少し外れたピークは標高3110m、岩稜に埋もれている。

岩屑の道をジグザグに下って、穂高岳山荘のある白出ノコル。
両側が切れたやせ尾根〜下が見えないのが幸い
大岩のテラス〜上がドーム
最低コル
亀岩〜岩が不安定
涸沢槍を巻く〜クサリや鉄ハシゴが連続する
涸沢岳稜線に抜ける最後のクサリ場
後が涸沢岳山頂
涸沢岳山頂(3103m)〜危険地帯は無事通過〜ホッ!

この岩稜を歩いたと思えば、スゴーイ。
でも・・・何も見えなかった。
怖さもチョットだけ(強がり)。
2001年 (飛騨)槍平小屋から
1998年 涸沢ヒュッテから

穂高岳山荘〜40分〜奥穂高岳

穂高岳山荘の広場は登山者でいっぱい。山荘前からは、鉄ハシゴがかかる岩稜線に取り付く。クサリ場のある岩場を超え、岩屑まじりの道を奥穂高岳山頂を目指して登る。
奥穂高山頂(3190m)には、祠と大ケルン、方位版があり、意外に狭い。

パノラマは・・・・・
北穂を前景にした槍、前後
背後に連なる北アルプスの峰々。
ジャンダルム、前穂に西穂、焼岳、乗鞍に連なる展望・・全くなし・・・何も見えない!








奥穂高岳〜1時間10分〜紀美子平
奥穂高岳からは、吊り尾根上のコースに入る。まさに奥穂と前穂の間に架かる吊橋のよう。
南稜の頭から下の30mに及ぶクサリ場は、落ちれば、奈落の底・・・こわっ。

全般にガレた岩場の下り。
一瞬、ガスが切れ、涸沢カールが眼下に現れる。前穂も見える。
それもつかの間・・・

最低コルからは、山腹を巻く道に入って、紀美子平へ。
































奥紀美子平〜前穂高岳 ・・・往復

荷物を置き、前穂山頂を往復・・50分。
紀美子平からは、標高差200m、直線的な急登。
山頂は細長く、広々しているが・・・眺望は・・全くなし。

紀美子平に戻って・・・一瞬ガスが切れ
上高地が・・・明神岳が・・・
穂高岳山荘の前は登山者でいっぱい正面が奥穂
鉄ハシゴとクサリ場を抜け、山頂を目指す
3190m 奥穂高岳山頂
長いクサリ場を下って前穂に向かう
通過の順番待ちで渋滞
ガスが切れ、涸沢が現れる
前穂も一瞬見えて!
吊尾根を歩いているんだ!
1998年 涸沢ヒュッテからの吊尾根
2003年 西穂高岳からの吊尾根
小広い平坦地の紀美子平〜岳沢が眼下に
前穂高岳(3090m)〜みんなガスの中
明神岳
上高地がくっきりと・・・・

前穂岳〜4時間〜上高地(標高差1400m)

紀美子平(2910m)からは、重太郎新道をいっきに岳沢まで下る。
紀美子平直下の岩のクサリ場から、鉄ハシゴを超え、雷鳥広場、岳沢パノラマを過ぎ、ハイマツの尾根をジグザグに下る。
長い鉄ハシゴを下るとカモシカの立場。
やがて岳沢ヒュッテ(2230m)。

岳沢ヒュッテからは、岳沢を緩く下り、樹林帯を下って、梓川沿いの広い道に出、ほどなく河童橋に出る(1504m)。
いやになるほど長い!17時――長い1日だった。上高地は人でいっぱい。
で・・・ふもとは晴れている!


山は天気次第。
念願の穂高縦走はしたものの・・・・いったいどこを歩いてきたんだろう?
全く視界なし。真っ白けの中をひたすら・・・
歩いたという充実感はあるものの、何も見えない・・・では、
感動が・・・・ない!
槍が見たかった。ジャンダルムも。滝谷も。
北穂高小屋のテラスからの展望。吊尾根・・・・・・。
(何も見えない分、怖さもちょっぴりだったけど・・・)

2日目は雨と風で、先に進めず、『穂高よ永遠なれ』の北穂高小屋泊まりとなったが、憧れの山小屋に満足。
(あの時、あそこでバイオリン演奏を聴けた人は、本当にラッキー)
3日目、11時間〜本当によく歩いた!
自信もついたが、油断は禁物。

やはり、リベンジ! 来たい!
山頂から、素晴らしい景色を見たい!来年来よう!!!!
吊尾根からの涸沢

追記
前穂から岳沢、上高地間・・・写真を失敗、撮れてない!悔しい・・・