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日本武尊の伝説の山・360度の大パノラマ
じょうしゅう  ほたかやま

上州武尊山(2158m)
   

剣ガ峰山からの武尊山 剣ガ峰山

四方に尾根を張り出す武尊山は登山道も多い。その一つ、裏見ノ滝から剣ガ峰山と沖武尊に登る周遊コース。汗して原生林の道や岩場を登ると360度大展望が歓迎してくれる。『ほたか』と難読。


《登山日》  H14.8.11 《天 気 》  晴れ 

《コース》 裏見ノ滝駐車場(1040m)〜車〜武尊沢林道終点(1280m)――武尊山・剣ガ峰山分岐点――武尊山渡渉点――剣ガ峰山肩の分岐点――剣ガ峰山(2020m)――沖武尊山(2158m)――藤原武尊――手小屋沢避難小屋――武尊沢林道分岐――武尊沢林道終点〜〜
               

《標高差》 878m


途中の宝樹台キャンプ場は盆休み中とあって、ものすごい賑わい。ちょうど朝食時だろうか。登山口の裏見ノ滝入口に。(本来は歩く予定だったのが、なぜか?一般車は乗入禁止とか)車で林道終点まで―――1時間のもうけ。7台程先客あり。かろうじてスペースをみつけて駐車。、8時半出発。
流れに沿って直進してほどなく、武尊山・剣ガ峰山分岐点。右にとり、剣ガ峰山にむかう。沢音を聞きながら、ブナ林を行く。足元はクッションがきいていて歩き易い。何度か小さな流れを渡り、武尊山徒渉点。
逆コースなのか、他の登山者はいない。ここから露岩や木の根につかまっての急登が続く。汗はダラダラ、水はガブガブ。やがて傾斜も緩み、樹間から左手には沖武尊山、右手には獅子ガ鼻山(1875m)がのぞく。展望のない林の中。まもなく剣ガ峰山直下の分岐。
右にとって、展望も開け、100mほどで、川場キャンプ場からの尾根道と合流する剣ガ峰山山頂。
ハイマツが茂る頂上は360度の展望。武尊山への稜線がのびる。
左右が切れ落ち、右(東)に前武尊から沖武尊に延びる稜線、左(西)に獅子ガ鼻山やはるか下に宝樹台キャンプ場がきれいに見える。
分岐まで戻り、武尊山に向かう。
すぐにハイマツやシャクナゲが茂る稜線に。遠ざかる剣ガ峰山や、近づく武尊山を見ながらの心地良い尾根歩きだ。とにかくシャクナゲが多い。アキノキリンソウの黄色が目立つ。
アップダウンを繰り返し、頂上に立ちはだかる最後の大きな登りに。石屑のガレ場を急登。岩場に咲く黄色や紫の可愛い花花にきつい登りも癒される・・・・・1時、頂上。
一等三角点のある頂上広場には御嶽山大神の祠と方位展望台があり、トンボが乱舞――すごい数。お花たちも歓迎。
四方にさえぎるものがなく、曇ってはいるものの、360度の大パノラマ。北東にそびえる燧ガ岳と至仏山、その左は越後の山々。東は日光白根山、とがっているのが皇海山・・・。南は、赤城山(富士山は見えず)の裾野が長く延び、その右は榛名山に妙義山か。西に谷川連邦。あれは、マチガ沢と一ノ倉沢かな。
近くに目をやると、今登って来た剣ガ峰山へ続く稜線、中ノ岳から前武尊に延びる稜線、そしてこれから下る藤原武尊への稜線がきれいに広がっている。いまにも降り出しそうな黒雲。2時、下山にとりかかる。
背丈を超えるハイマツの尾根を下る。シャクナゲも多い。後に武尊山がどっしりとのぞく。
藤原武尊の切り立った岩場を過ぎ、ここから修験者の間で『行者ころげ』と呼ばれている岩場。鎖やロープを頼りに3ヵ所の岩場を下る。
コメツガの尾根道に。なおもどんどん下って行くと、尾根のすぐ下にカマボコ型の手小屋避難小屋が見える。
ほんの少しで、武尊沢林道への分岐。左にとり、ブナ林からカラマツ林をジグザグに下る。
沢音が近い。小さな沢をいくつか渡って、やっと林道終点。4時。意外に時間がかかった。
一台だけ、ポツン(ヒョットして、最後?)。
裏見ノ滝入口まで車で戻り(往復2時間弱――本当にもうけ)、せっかくだから(滝までの階段を下りて・・・上る余力も限界)落差40mの裏見ノ滝を見て・・・帰途に。
宝樹台のキャンプ場から見えるあの山が武尊山かな?!?!


林道終点よりすぐの剣ガ峰山への分岐 いくつかの小さな流れを渡る〜武尊沢徒渉点
樹間から武尊山がのぞく 急坂が続く〜木の根につかまって〜息もハアハア
武尊山・剣ガ峰山の分岐〜あと100m ハイマツが茂る剣ガ峰山頂〜360度の展望
武尊山への稜線が延びる〜快適な尾根歩き 遠ざかる剣ガ峰山
最後の急なガレ場の登り〜可愛い花が傍らに 2158m武尊山山頂〜360度の大パノラマ
燧ガ岳と至仏山 剣ガ峰山への稜線〜後方は赤城山
前武尊に続く稜線〜後のとんがりは皇海山 武尊山山頂広場
谷川連邦〜マチガ沢に一ノ倉沢に幽ノ沢に・・・ 裏見の滝への下山途中〜武尊山がどっしり構えている
行者ころげの岩場〜鎖、ロープが連続する 手小屋避難小屋を過ぎてすぐ武尊沢林道への分岐
落差40mの豪快な裏見の滝 宝樹台キャンプ場から見た武尊山

かわいい花   
登山道の傍らでヒッソリと、でも精一杯咲き誇っている可愛い花々―――なによりの栄養剤です。
ツバメオモト オタカラコウ リンドウ アキノキリンソウ ヒメシャジン


林道終点から往路を戻らず、周遊できるコースがいい。
(林道2時間弱を車で稼いだものの)長丁場――クタクタ。意外と登山者も少なかった。

さすが百名山。
武尊山山頂からはすばらしきかな・・・360度の大展望。富士は見えないものの、燧ガ岳、至仏山、谷川岳、赤城、日光白根山・・・・・・
これこそ、汗して登った甲斐があった!!!
今までに登った山を見ながら(ほとんど登っているのでは・・・)、感動もまた。

また、剣ガ峰山から武尊山にかけては、遠くの山々を見て、足元の花々を見ての快適な尾根歩き〜〜ここまで来るのが大変だったんダー。
シャクナゲが多いこと。花のころはさぞかし見事だろう。

帰途、谷川温泉に寄って、スッキリ・・・、アイシング・・も。
武尊山山頂から剣ガ峰山に延びる稜線