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北岳からみた仙丈ヶ岳
2000.10
南アの女王、花の楽園
仙丈ヶ岳
(3032m)
    

仙丈ヶ岳は優美な山容を高山植物に彩られた女性的な山である。南アルプスの3000峰では、最も手軽に登れる穏やかな峰。最大の魅力は大花畑。


《登山日》  H13.8.18
《天 気 》  くもり 山頂〜曇り&霧雨

《コース》 北沢長衛小屋(1980m)――二合目ー―五合目(大滝の頭――2520m)――藪沢新道――馬ノ背ヒュッテ――仙丈ヶ岳(3032m)――小仙丈ヶ岳(2855m)――五合目――北沢峠(2030m)              

《標高差》 1052m



北沢長衛小屋をベースに昨日は甲斐駒ケ岳――(ガスって展望は全くなかった)、今日は仙丈ヶ岳。
登山は早立ちが原則。また北沢峠発15時10分の最終バスに遅れたら大変。山頂での展望も期待できるかも。
てな訳で、大きな荷物は小屋に置いて、身軽に5時出発(3時30分に懐中電灯片手に出発したグループもあったとか――遅れること1時間半)。天気は晴れ―――今日は期待できるカモ。
二合目〜展望はなし。シラビソ、ダテカンバの樹林帯を行く。
ジグザグに登って四合目。樹林の隙間から(うわっ)北岳が現れる。!
大滝の頭の五合目。進路を右に取り、藪沢に向かう。藪沢沿いの登山道は平坦で歩きやすい。小さな沢が何本か流れ、トオリカブトなど可憐な高山植物の群落が現れる。
後方に甲斐駒 !――感激。
沢から離れ、右の斜面を登って馬の背ヒュッテ。ウッデイの小屋で、小屋の周りは花畑。
小屋の後ろに仙丈ヶ岳が・・・・・・・
馬ノ背ヒュッテからダテカンバ帯の斜面を行く。
馬の背に出ると、ハイマツに囲まれたお花畑があちこちに。
前方に藪沢カールを抱いた仙丈ヶ岳が。小仙丈尾根を歩いている登山者の姿はっきりが見える。
そして、右手奥に槍ヶ岳、北穂・・の北アルプス、右手前に木曽駒等の中央アルプスが望め、快適な尾根歩き。快晴 !頂上が楽しみだ。

が・・・・・、山の天気は変わり易い。あれよあれよと言う前に、たちまち頂上は真っ白。下界も真っ白。そんな・・・・・・・。
仙丈避難小屋着。風が強い、風力発電(?)がすごい音を出して回っている。
真っ白の中、仙丈ヶ岳に向かって岩屑の登山道を行く。藪沢カール周辺はみごとなお花畑。チングルマ、ヨツバシオガマ、シナノキンバイ、トウヤクリンドウ・・・・・・風が非常に強い。『30分前は、頂上からきれいに見えましたよ』と下山中の人。
目の前を野ウサギが。残念ながらシャッターチャンスなし。
稜線に出て、わずかの距離で仙丈ヶ岳(3033m)。真っ白、水滴が顔に当たる。
何も見えなーい―――

しかたない――小仙丈尾根を下る。行き交う登山者が多い。トウヤクリンドウ、イワベンケイの咲くハイマツの尾根を行き、岩場を登ると2855mの小仙丈ヶ岳。視界はなし。
ハイマツ帯を通り、急な樹林帯を下って40分で五合目。そして二合目、長衛小屋〜以外に長い。
下界は晴れ。なんとも悔しい。小屋の前のヤナギランがきれい。
まだ12時―――。何も見えなかったので、休憩もほとんどなく、一気に降りてしまった。
1時15分のバスに余裕で間に合うじゃん。
今日は芦安温泉泊り。アイシング励行。さあ温泉が待っている !!!!


二合目〜樹林帯を行く〜北沢峠との分岐 四合目〜北岳が現れる
藪沢小屋を過ぎて〜魔利支天を従えた甲斐駒 馬の背ヒュッテから眺める仙丈ヶ岳
馬の背尾根から藪沢カールを抱いた仙丈ヶ岳
仙丈尾根を行く登山者が見える
馬の背で〜可憐な高山植物が
馬の背尾根から乗鞍岳や穂高連峰がくっきりと 高山植物が咲く尾根道を行く
仙丈ヶ岳が近くに〜ガスが一気にかかってきた
藪沢カールを行く〜周りにお花畑が広がる
3033mの仙丈ヶ岳頂上〜視界なし 小仙丈ヶ岳、大仙丈ヶ岳への分岐
岩場を登って小仙丈ヶ岳 2855mの小仙丈ヶ岳

 花の楽園――仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳のお花畑はおもに、馬ノ背周辺、藪沢カール、仙丈ヶ岳山頂から小仙丈尾根の3個所で見られる。トリカブト、シナノキンバイ、フウロ、チングルマ、ヨツバシオガマ、トウヤクリンドウ・・・・
次々にお花畑が現れ見事な花の楽園を作っている。。


南アルプスの女王にふさわしく、たおやかな峰と可憐なお花畑。
花を愛で、頂上からの展望を期待して馬の背までは順調。
が昨日同様、一瞬にして、真っ白け。さっきまで、あんなに見えていたのに―――
何も見えない―山の神様はいじわるが好き。。

南アルプスはいい山が多い。
またまた、リベンジ !!!!

仙丈ヶ岳の登り 馬の背から見た仙丈ヶ岳