銀河鉄道999 松本零士
機械化人に母親を殺され、路頭に迷い凍死寸前であった鉄郎は、神秘的な雰囲気を漂わせた美女メーテルに救われる。 機械の体をただでもらうことができるという星に行くため、鉄郎が銀河超特急に乗りたがっているということを知ったメーテルは、自分を一緒に連れて行ってくれるのなら、銀河鉄道のパスをくれるという。 鉄郎は不審に思いながらも、メーテルとともに宇宙への旅に出ることを決心した。
かなり強引な部分もあるが、希望や信念をもって限りある人生を精一杯生きていこうというテーマをもとに、宇宙への夢とロマンや人生の悲哀を描いた名作。
「もしメーテルが悪魔の子でも魔女でもなんでもいいや。銀河超特急に乗れるのなら、いまはそれだけで満足だ」
by 鉄郎
出発のバラードより
「中味は近代的だけど、外側は昔のままの日本のSL。二度と帰らないお客のためには、こんな型の列車じゃないとダメなの」
by メーテル
銀河鉄道の外観について。
出発のバラードより
「どうせ地球をはなれるなら、もっと遠くへ行こうと人はする」
by メーテル
火星の町が廃れていることについて。
火星の赤い風より
「死ぬべき時に死ねなかった人間は、みじめなもんだよ」
by 火星で出会ったおじいさん
火星の赤い風より
「私の体はガラス・・光も影も私の体を通り抜けてしまいます。それが私はとてもさびしいのです」
by クレア
クレアのガラス製の体はとても美しかった。しかし、クレアは血の通った生身の体が欲しいと言う。
透明の女ガラスのクレアより
「楽園に住む人間の心は、だんだんすさんであれはてていくみたいだね」
by 鉄郎
タイタンの眠れる戦士より
「強盗するのにわけへだてはしねえ」
by 大盗賊アンタレス
大盗賊アンタレスより
「ここでできないことはよそでもできない」
by 少年泥棒
大四畳半惑星の幻想より
「信念も意志も気力もなくした人間には、何もできないわ」
by メーテル
17億6千500万人のルンペン星より
「形がないからこそ、美しいだとかみにくいだとかいって変な差別をされたり、つらい思いをしなくてすむというのに」
by 惑星ヌルーバの住人
不定形惑星ヌルーバより
「あの星の人たちは尊敬されているわ。善い事をしても悪いことをしてもあの星の人たちの男たちのやる事は信念にもとづいて、信じるもののためにやっているのだから」
by メーテル
プロフェッショナル魂より
「宇宙に神さまはいない。万物の真理と時の流れがあるだけ」
by リューズ
重力の底の墓場より
「生き物が生きていくためにはエサになるいけにえが必要なのね」
by メーテル
装甲惑星より
「泥の中が好きな人の、そこが一番住みやすいと思っている人の心など、地上の人間にはわからない・・」
by メーテル
泥のメーテルより
「あいつは生まれてから一度も戦ったことがないんだ。決められた地位を当然だと思ってくらしていたんだ。そんな奴なんかこわいものか!!」
by 鉄郎
蛍の街より
「女は女にたいしてきびしいの」
by メーテル
海賊船クイーン・エメラルダスより
「聖人ばかりの世界がもしあるとしたら、そこはさぞ住みにくいところでしょうね」
by メーテル
ざんげの国より
「機械の体をもらいにいくのなんかやめて、ここで暮らさないか?酒をのんで自然の中でサルと暮らさないか?」
by サケザン
サケザン大陸より
「人が一生懸命やっていることを笑うなんて、誰にもできないわね」
by メーテル
賽の河原の開拓者より
「なんだ?」 「私たちを殺す気よ」 「なんで?」 「お葬式をするためよ」 「だから何で?」
by 鉄郎とメーテルのやりとり
いきなり背後から銃撃された鉄郎とメーテル。鉄郎はわけがわからない。この星の住人は葬式をするために人を殺すのである。
霧の葬送惑星より
「私が死んでもお葬式はいらないわ。ただいつまでも覚えていて、時々思い出してくれればそれが一番うれしい」
by メーテル
霧の葬送惑星より
「旅人から見れば咲き乱れる花はきれいでも、住んでる人は貧しくて、地獄みたいな所も宇宙にはあるわ」
by メーテル
トレーダー分岐点より
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