ラマン効果 Raman effect
物質に単色光を当てたとき,その散乱光中に照射光の波長と少し違った波長の光が混っている現象。 1928年 C.V.ラマンが発見した。照射光のエネルギーの一部が物質を構成している原子の振動や,分子の回転のためのエネルギーとして使われ,残りのエネルギーが光として散乱されるときは波長の長い光が散乱光に混る。逆に物質のもつエネルギーが光のエネルギーに加わるときには波長の短い散乱光が混る。これによって物質の性質や,エネルギー状態を研究することができる。

<ラマンについて>
Raman,Sir Chandrasekhara Venkata
[生] 1888.11.7. マドラス,トリキノポリ
[没] 1970.11.21. インド,バンガロール
インドの物理学者。マドラス大学卒業。財務省に入り (1907) ,会計監査役として 10年間勤務しながら研究を続け,その後カルカッタ大学教授 (17) 。 1928年可視光線の分子による散乱を研究し,ラマン効果を発見,分子構造研究の有力な方法への道を開いた。 29年ナイトの称号を贈られる。 30年ノーベル物理学賞受賞。インド科学研究所所長 (33) ,ラマン研究所初代所長 (47) 。インド科学アカデミーを創設し『インド物理学雑誌』 Indian Journal of Physicsを創刊,インド科学振興に絶大な貢献をした。








































TOPへ!