<漬物で重視される微生物は乳酸菌>
 乳酸菌は繁殖しながら糖分を分解して乳酸を作りだします。これを乳酸発酵と呼び、漬物の他ヨーグルトなどの乳酸飲料、バター、チーズなどの製造にも広く使われているそうです。
 乳酸、酢酸、クエン酸等の有機酸は漬物に多く含まれており、これらの酸が消火器内での酵素の働きを助け、腸内細菌の活動を盛んにし、異常発酵を防ぐ整腸作用があり殺菌作用もあるようです。酸は体内にできた疲労素を分解する役目をするので、疲労回復を早め動脈硬化や高血圧の予防にもなり、太りすぎや美容にもよいようです。

 漬物は繊維も多く、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を刺激し便通を良くし、便秘を防ぐ効果があります。 また、漬物に含まれる乳酸菌は、腸内で以上発酵のもととなる細菌の増殖を押さえる効能をもつとともに、ビタミンB2、B6、B12、カリウムなどを生産します。
 肉体労働の少ない現在の日本人(特に中高年の人)の生活では、食塩の取りすぎは動脈硬化や脳卒中の原因になると言われています。そこで漬物業界では近年急速に低塩化漬物が開発され、ここ数年のうちに従来の塩分の二分の一から三分の一の低塩となっているようです。

































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