2000.12.17より

インドシナ戦争勃発

1945年8月、ポツダム宣言を受諾した日本の降伏で第二次世界大戦は終了した。同年9月にホー・チ・ミンはヴェトナム民主共和国の独立を宣言。同時に大統領に就任した。しかしフランスは、これをよしとせず、ヴェトナムの再植民地化をはかるための作戦に乗り出した。1946年、ヴェトナム南部にコーシチナ共和国を樹立。両者間の溝は深まり、全面対決に発展する。これが今後7年間続くインドシナ戦争である。第2次世界大戦後西側諸国は、共産主義の台頭を恐れ、その対抗策を模索していた。マレー動乱、タイ、ラオスの共産ゲリラの出没、そして1950年には朝鮮戦争が勃発し、アメリカを初めとする西側諸国の反共意識は頂点に達し、アメリカもまた、フランスに対する軍事供与を始めた。1954年フランス軍の要塞ディエンビエンフーが陥落するとジュネーブでの停戦協定が始まり、北緯17度線で南北ヴェトナムを分断することになる。これにより、北ヴェトナム(ヴェトナム民主共和国:首都ハノイ)と南ヴェトナム共和国(首都:サイゴン)という2つのヴェトナム国家が誕生することになる。この協定では、他国の軍隊を国内に入れてはならないという取り決めがあったが 、広く知られるように、アメリカは数十万の軍隊を派遣することになる。また北ヴェトナムも密かに中国と、ソビエトから物資や軍事顧問の支援を受けることになる。



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