
2000.12.17より
オルドビス紀 Ordovician period
地質年代区分の一つで,古生代を6区分するときの第2番目の紀。約5億年前から4億
3500万年前までの期間。模式地はイギリス,ウェールズ北部の旧民族,オルドビス族
Ordovicesにちなんで命名。下部シルル紀を C.ラプワースが独立させた
(1879) 。三葉虫の Olenusの絶滅と Ceratopygeの出現をもって,カンブリア紀との境界とする。オルドビス紀に入ると,石灰質の殻をもった層孔虫,四射サンゴ,床板サンゴ,腕足類,オウムガイ,巻貝,ウミユリのほか,ケイ質海綿,筆石類が急激に多数出現する。また脊椎動物の最初の化石として,魚類の歯,鱗片が発見されている。植物は藻類が多いが,シダ植物の胞子も見つかっている。下部は砂岩,上部は石灰岩が多い。この年代には,高緯度の地方にも,温暖な気候があったといわれる。日本にはオルドビス紀の地層は知られていない。

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