
2000.12.17より
ポーツマス条約 Treaty of Portsmouth
日露戦争終結に際して日本,ロシア間で結ばれた講和条約。
T.ルーズベルト大統領の斡旋によって 1905年8月
10日からアメリカの軍港ポーツマスで講和会議が開かれた。全権委員は日本側が小村寿太郎と高平小五郎,ロシア側が
S.ウィッテと R.R.ローゼン。樺太 (サハリン)
割譲と賠償の問題をめぐって交渉は難航し,日本側が賠償金の要求を撤回した結果,同9月5日講和が成立した。そのおもな内容は,(1)
日本が朝鮮において指導,保護,監理を行う権利を有すること,(2)
両国が満州から撤兵すること,(3) 関東州租借地と長春−旅順間の鉄道を日本に譲渡すること,(4)
北緯 50°以南の樺太を日本に割譲すること,(5)
日本海,オホーツク海,ベーリング海のロシア沿岸漁業権を日本に与えることなどであった。日本国内では賠償金と領土獲得を期待する声が強く,講和条約に不満の民衆は日比谷焼打ち事件などの行動を起した。

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