2000.12.17より

東郷平八郎
[生] 弘化4(1847).12.22. 鹿児島 [没] 1934.5.30. 東京

海軍軍人。薩摩藩士で納戸奉行東郷吉左衛門の4男に生れ,16歳のとき,生麦事件が原因で薩英戦争が起り,父や兄とともに戦いに加わった。慶応2 (1866) 年藩海軍所に入所。戊辰 (ぼしん) 戦争では『春日』艦乗組士官として幕府軍艦と交戦。その後東京に出て学び,明治3 (70) 年新政府の軍艦『竜驤』乗組見習士官となった。同4年海軍の第1回留学生としてイギリスに学び,1878年帰国。のち中尉に任官して『扶桑』で海上勤務を続け,91年『浪速』艦長となり,94年豊島沖海戦に参加,その直後,『高陞号』撃沈事件を起した。日清戦争の黄海海戦にも参加。その後,海軍大学校校長,常備艦隊司令長官など歴任。 1903年連合艦隊司令長官,翌年大将に昇進。日露戦争では連合艦隊司令長官として,日本海海戦 (1905) で,ロシアのバルチック艦隊を全滅させ,国民的英雄となった。 05〜09年軍令部長,07年に伯爵。 13年元帥,14〜21年東宮御学問所総裁。 30年のロンドン軍縮条約には強く反対した。 34年死の前日に侯爵に叙せられ,同年6月国葬。



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