
2000.12.17より
長州征伐
幕長戦争ともいう。幕末,倒幕勢力の拠点であった長州を幕府が攻撃した戦い。元治1
(1864) 年と慶応1 (65) 年の2回にわたった。第1次征長は,禁門の変で敗れた長州藩に対する追討であり,尾張藩主徳川慶勝を征討総督とした。長州藩は列国艦隊の攻撃を受けて打撃をこうむっており,恭順派が藩論を支配して元治1年
12月に降伏。藩主父子は服罪した。第2次征長は,長州藩論が高杉晋作らの倒幕派によって再び掌握され,幕府との和平交渉も打切られたので,将軍徳川家茂みずから征討の指揮をとって,慶応1年4月から開戦となった。諸藩は開戦に消極的で,他方薩摩藩の後援を得た長州藩の士気は高く,幕府軍は敗戦を重ね,翌2年8月将軍の死去を理由に征長を中止,幕府の権威は失墜した。

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