2000.12.17より


インターセクシュアル


半陰陽、ふたなり。生物学的に男性と女性の特性をあわせ持ち、解剖学的に男女の区別の判断ができない中間性を有する状態、あるいはそのような人。最も典型的な例は、卵巣と精巣の両方をもつ「真性半陰陽」である。本来、ヒトの発生段階においては、男女どちらの性に分化することも可能なのであり、その分化の過程において生じる「性のグラデーション」という多様性の中に私たちは位置している(→セックス)。したがって、インターセクシュアルの様態も個人によってさまざまである。同じ性的マイノリティーである同性愛者やトランスジェンダー、トランスセクシュアルが、性的指向性や性自認において「男」や「女」を主張するのに対し、インターセクシュアルは、二分化の性では人間の性は語ることが出来ないという問題を投げ掛けている。大きな流れが性の境界の曖昧化、消失に向かっているならば、インターセクシュアルは間違いなくこれからの中心課題であろう。文学の領域において、インターセクシュアル的視点からの分析は可能であろうか。



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