
2000.12.17より
CVM(Contingent Valuation Method :CVM)仮想評価法
CVMは生態系や野生動物などの非利用価値を評価できる数少ない手法である。
CVMは、アンケートなどで仮想的な環境変化を回答者に示して、
この環境変化に対する支払い意志額や保証受容額をたずねる方式をとっているため、
生態系や野生動物の存在価値のような非利用価値を評価できるという特徴をもっている。
しかし一方、アンケートを用いるため、質問票の設計によってはバイアスが生じやすく、
CVMの信頼性をめぐって、多数の批判も見られる。
CVMでは、これまでに幾つかの質問形式(elicitation
method)が開発されている。
初期のCVM調査では自由回答形式(open-end)や付値ゲーム形式(bidding
game)が
用いられたが、これらの質問形式ではバイアスが生じやすいことが知られており、
今日では二肢選択形式(dichotomousu choice)が一般的となっている。
二肢選択形式は、提示された金額に対して回答者がYes/Noで答えるだけである為、
戦略バイアスが生じないなどの利点を持っている。

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