2000.12.17より

黒点 sunspot

太陽表面上の比較的温度の低い部分。強い磁場を伴っている。光球部より温度が数千度低いために黒く見える。黒点の中心部の特に暗いところを暗部,周囲の薄暗いところを半暗部と呼ぶ。黒点は地球の数倍の大きさで,対または群となって出現する。 1989年3月に観測された,史上屈指の大黒点群の面積は 100億 km2であった。黒点対は太陽の赤道に平行に並び,その寿命は長いもので4ヵ月ほど。対の前後で磁場の極性が異なる。また,太陽周期 11年ごとに前後の極性が入替る。大きな黒点は肉眼でも見えるが,その存在は 1611年ガリレイによって確認された。 S.シュワーベは 1843年に 11年周期の存在を発表,R.カリントンは,60年,太陽の赤道部は極付近よりも速く自転していることを発見した。 1908年 G.ヘールは磁場を発見,A.モンダーは蝶形図,つまり黒点の緯度変化を示す図をつくった。黒点は磁気嵐,フレア現象と密接な関連にある。



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