2000.12.17より

彰義隊

明治維新期,旧幕臣が編成した反政府集団。慶応4 (1868) 年4月江戸城は平和裡に東征軍 (官軍) に明渡されたが,江戸には鳥羽・伏見の敗戦以来,官軍に対する徹底抗戦を叫ぶ旧幕臣が,同年2月彰義隊を結成していた。その数は 3000人に達し,渋沢成一郎が頭取となり,彼の脱隊後は副頭取天野八郎が実権を掌握した。彼らは上野東叡山住職輪王寺宮公現法親王 (こうげんほっしんのう) を擁し,市中警備を名として,寛永寺一帯を屯所とした。長州藩の大村益次郎を総指揮者とする東征軍は軍資金の不足から衝突を回避していたが,5月 15日の資金調達を待って一斉攻撃をかけ,ただちに陥落させた。首領天野は市中で捕えられ,敗走者は輪王寺宮とともに奥州に逃れた。



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