
2000.12.17より
太陽風 solar wind
太陽コロナから吹出すプラズマの流れ。おもに陽子と電子から成る。地球軌道近傍
(太陽から約 1.5×108km 離れた地点) では太陽風に含まれる陽子
(電子) の数は1〜10個/cm3で,その速度は 350〜700
km/s である。したがって陽子や電子が 1cm2の面積を1秒間に通り抜ける数は
108〜109 個にも達する。このような粒子の流れのため,彗星の尾が太陽と反対方向に流されたり,地球の磁気圏の形が変えられたりする。太陽がこのようなプラズマ流を放出しているという考えは
20世紀の初めからあったが,現在太陽風と呼んでいるようなプラズマ流が理論的に導かれたのは
1958年 E.パーカーによる。その後太陽風は宇宙ロケットによって直接に測定されるようになり,太陽風は惑星間空間の磁場を伴っていることがわかってきた。

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