私はこれまでに、いったいどれほどの植物達を
犠牲にしてきたことでしょう。
もちろん、初めからそうなることは予想していません。
しかし、無知とは恐ろしいもの。
今ならば考えもつかないようなことを平気でやっちゃったり、
考えちゃったりしてしまうものなのです。
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ケース1
私は「待つ」ということが、このうえもなく苦手なのである。
すぐに結果をほしがる悪い癖がある。
これは、そのもっともたるものであーる。

フリージアの球根が届いた。私はうれしくて一刻も早く植えたかった。
そして植えた。みるみる間に成長した。うれしかった。
そしてボウボウのまま冬になった。
早く植えすぎた上、寒さにやられた。春にはすっかり球根がやせ衰えてしまった。
残暑が厳しく、長く続いたこの年、私はひとつ学習したのだった。
しかし、悲劇はこれで終わらなかった。
この失敗をいかしたいと考えた私は、翌年再び挑戦したのだった。
今度は、球根をゆっくりめに購入し、涼しくなるのを待った。
今回はばっちりだろう、そう思っていたのだが悲しいかな・・・
ちっとも大きくならないのを不審に思って、掘っくり返してみたのだった。
おー、まいっ、がーっと!!腐ってるよ。
これはもしかしたら素人が手を出していけないものなのか?
三度目は考えていない。
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ケース2
私の思考回路はいたって単純なものである。
その場の思いつきで行動してしまうことが多々ある。
この大馬鹿者のせいで拷問をうけてしまった花達・・・
早春になると園芸店には様々な苗達が大勢様で出迎えてくれる。
私はこの時期に、園芸店めぐりをするのが大好きだ。
あの日、上機嫌でデイジーとアナキクルスとパンジーの苗を購入。
「これで、あそこのスパゲティー屋さんみたいに
こんもりとしたプランターにするんだー。るんっ!!」
などと、のんきに作業にとりかかった。
しばらくたって、あまり成長をみせない苗を不審に思う。
まだ調子が出ないだけなのに・・・待てばいいのに・・・
ある日、寒さで苗が氷ってしまっていた。
そうかっ!寒いのかー、こりゃまずいぞ。
ああーっっっ!!信じられないっっ!!私は・・・私は!
お湯をかけたのだった!!こんなヤツ、他にいるとは思えない!
本当に、許してほしいっっ!!無知とは恐ろしい・・・
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