なっちゃんに比べれば
| ある日の休み時間、クラスの男子がふざけながら体育館シューズの においを他の男子に嗅がせて遊んでいました。 私はロッカーの上に座りながら、そんなおバカな遊びを見ていて つい笑ってしまった。 するとそれに気づいた男子はうれしそうに私にもにおいを嗅がせ ようとしてきました。 キャー!やめてよ、と逃げ出そうとしましたが、 壁にもたれていたので逃げ場はなく、結局シューズのにおいを 嗅がされてしまいました。 でも何のことはない、普通の臭さでした。私は心の中で、 なっちゃんの足に比べれば無臭に等しい、と思いました。 この程度の臭さでは何も感じません。なっちゃんの足のにおいが 恋しくなったような気がして、なんだか変態になった気分でした。 |