氷室叢書


氷室叢書の一部

句集
金久美智子 「朱 鷺 色」 本阿弥書店 母のみが朱鷺色といふ蓮咲けり
田川 江道 「河岸段丘」 本阿弥書店 彫り深き河岸段丘雪つもる
福田 孝雄 「海  坂」 本阿弥書店 海坂のまた暗みたる厄日かな
柳原天風子 「驢馬ほどの山羊」 阿野露団 木の根積まれ馬に鞭打つ黒い少年 表紙
柴崎 節子 「風  花」 本阿弥書店 夜雪積むこのしづけさに夫寝落つ
大島千鶴子 「巴 里 祭」 邑書林 ダンディーな亡き父恋し巴里祭
村田 昭子 「綿 菓 子」 朝日新聞社 綿菓子のつぎつぎふくれ春の昼 表紙 帯の10句
*装丁は作者の織った紬
猪狩ひさし 「阿 武 隈」 氷室俳句会 減反の小さき荒野に火を放つ
本庄百合子 「伎 芸 天」 朝日新聞社 大津絵の鬼が臍出す酷暑かな
松島  敦 「有  明」 朝日新聞社 鶺鴒の風と消えたり子の遠し
平  中矢 「い し じ」 角川書店 世界平和の礎たるべし沖縄忌
坂本 龍男 「騎馬武者」 本阿弥書店 まじまじと見て涅槃図の中にゐる
加地 紫陽 「旦  暮」 本阿弥書店 一世紀おほかた生きし鳥曇
前田 攝子 「坂」 朝日新聞社 坂上りきれば我が家よ時鳥 表紙 帯の13句
田川 江道 「曙  光」 本阿弥書店 曙光いま左義長の火のおとろへる 表紙
秋本ひろし 「棗」 富士見書房 棗の実びつしり空を閉ざしけり 表紙 帯の12句
森光ゆたか 「春夏秋冬」 文学の森社 立春の空を祓ひて棟上がる
金久美智子 「氷 室」復刻版 ウエップ 荷車の轅沈めて草枯れぬ 表紙
尾池 和夫 「大  地」 角川書店 一日を使ひきつたる夏椿 表紙 帯の10句
金久美智子 「澍」 本阿弥書店 夜桜を見にと男を募りけり 表紙 帯の10句
金久美智子 「爽  旦」 角川書店 風花や比叡にかへる人とゐる 表紙 帯の7句
田川 江道 「依  然」 文學の森 魔の岳を源流として雪解川
津波古行徳 「阿檀」 朝日新聞社 曝書して布令布告集捨てきれぬ
三宅 若水 「若狭路」 文學の森 昨日今日魦ぐもりと云ふ若狭
松島 敦 「普賢岳」 文學の森 菜の花の月夜となれり干拓地
斎藤もとじ 「踏青」 文學の森 歩まねば老ゆるばかりや青き踏む
藤田 晴 「年輪」 東京四季出版 鰯雲八十路の先は読みがたし

    



その他の出版物

尾池 和夫 「俳景・洛中洛外ー地球科学と俳句の風景」 宝塚出版(1999年)

尾池 和夫 「続俳景ー洛中洛外ー地球科学と俳句の風景」 宝塚出版(2002年)


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