configure.acの雛形を生成するにはautoscanツールを使用します。ソースディレクトリで次のコマンドを実行します。
# autoscan
autom4te: configure.ac: no such file or directory
autoscan: /usr/bin/autom4te failed with exit status: 1
# mv configure.scan configure.ac
configure.acファイルが見つからないというエラーがでます。これはautoscanツールが既存のconfigure.acのエラーチェックとconfigure.scanファイルの生成を同時に実行するためで、初回の実行ではconfigure.acは作成されていませんからこのエラーは無視します。
カレントディレクトリにconfigure.scanファイルが作成されていることを確認します。これがconfigure.acの雛形となりますので、名前をconfigure.acに変更します。以降、このファイルを編集していくことになります。
まず、configure.acの基本的なレイアウトを確認しておきます。すでにm4マクロとして記述されているAC_INIT/AC_CONFIG_FILES/AC_OUTPUTは必須マクロです。
AC_INIT(package, version, bug-report-address)
#パッケージ情報
#checks for programs
#checks for libraries
#checks for header files
#checks for types
#checks for structures
#checks for compiler characteristics
#checks for library functions
#checks for system services
AC_CONFIG_FILES([file...])
AC_OUTPUT
この基本レイアウトを念頭にconfigure.acファイルを編集していきます。