平井 み帆(チェンバロ)

富山県出身。5歳よりピアノを始め、桐朋学園大学附属子供の為の音楽教室で学ぶ。

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。同大学研究科(チェンバロ専攻)修了。ピアノを川島伸達氏、チェンバロを有田千代子氏、室内楽を有田正広氏らに師事。在学中より演奏活動を始める。94年より、オランダ、デン・ハーグ王立音楽院に留学、チェンバロをジャック・オッホ氏、室内楽をクイケン兄弟らに師事。在学中よりユトレヒト古楽フェスティヴァル、Haags Gemeentemuseum主催のコンサートに出演する他、ヨーロッパ各地で演奏活動を展開する。

97年からは拠点を日本に移し、各地でコンサート、レコーディング、テレビ、ラジオへの出演等、活発な演奏活動を行っている。第8回富山県新人演奏会最優秀賞、県知事賞、北日本新聞音楽奨励賞を受賞。

04年発売のソロCD「アフェッティ・カンタービリ」では「伸縮自在な呼吸でフレスコバルディのインスピレーションを蘇らせる。」(レコード芸術2004年11月号)と高い評価を得た。また、07年発売のリコーダーの太田光子とのデュオCDはレコード芸術の特選盤に選ばれている。

様式を的確につかんだ通奏低音への評価も高く、「オーケストラアンサンブル金沢」や武久源造率いる「コンヴェルスム・ムジクム」他、多くの演奏家達と共演、レコーディングにも参加しているしている。

バロックアンサンブル“ラ・フェート・ギャラント”、“ネーモー・コンチェルタート”のメンバー。また、リコーダーの太田光子とのデュオによるコンサートシリーズ「イタリアバロック音楽の変遷」では、ヨーロッパの最先端であったイタリアバロックの演奏様式を研究、様式感とエンターテインメント性が融合したステージを展開し、その特色ある企画と情感溢れる演奏が好評を得ている。

また、古楽の枠にとらわれず、ジャズ、絵画、映像、ダンス等、他ジャンルのアーティストとも積極的に共作し、チェンバロの新しい世界を追求している。

富山古楽器セミナー・チェンバロ講師を務める他、各地で講習会も行っている。