羽田空港出発ロビーで本を読んでいると、
出発 30 分前位にアナウンスがあった。
「福岡行き××便におきまして、現在、 座席が足りなくなっております。」
「次 (40 分位後) の便に予約を変更できるお客様はカウンターの係員まで
声をお掛けください。皆様のご協力をお願い致します。」
その日は金曜の夜で確かに人が多かった。
それにしても
コンピュータで予約を管理している筈なのに、そんなミスが起きたりするんだなあ。
まあ、変更したりしないけど。
当然、そんなボランティアを買って出る人がいるはずも無く、
周りの反応も冷淡なものだった。
それから、約 3 分後。
再びアナウンスが響いた。
「本日、予約変更にご協力頂いたお客様には現金壱万円をさしあげます」
うわ、必死だなあ。
しかし、一万円なら変えてあげてもいいかなあ。
ほんの少し思案した挙句、本から目を上げて見ると・・・
そこには雲霞の如くカウンターに群がるサラリーマン達がいた。
幸運にも現金一万円に与ったのは 5 人でした。