カーター君と平田広明さん


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 カーター君の吹き替えはもちろん我らが平田広明さんですね。もう、息もぴったり、一心同体?!
そんな平田さんにカーター君のことに関していろいろ教えて頂きました!以下は平田さんご本人の文です。



ER5第1話収録日レポート

 9月19日、ほぼ半年ぶりにスタジオにメンバーが集まりました。
皆、それぞれのブランクを過ごしてきたのでしょうが、一様に嬉々とした顔をしてい
るのを見ると、早くやりたかったのは私だけではないようです。
第5シーズンから新しいメンバーが加わり、いつもより入念にテストをします。
声優陣もいつもより少なく、(それでも28人!)比較的落ち着いた雰囲気で収録が
出来ました。
私はと言えば、カーター君が髭を生やしたせいで表情が読みにくく、またレジデント
としてもベテランの域に入ってきて芝居も押さえ気味にしているので難しかったゾ、
まったく!
早く髭を剃ってくれノア・ワイリー!
別に髭の所為ではありませんが、昼休みの後カーター役の声優さんが立て続けにトチ
ルと、『いや〜、ERが始まったね〜』『ウン、ウン、やっぱりこうでなくっちゃあ
ね。』とスタジオが和みます。わしゃぁ、風物詩かいっ!

いつも思うことなのですが、シーズンを重ねても少しもクォリティの落ちないERっ
て凄いですね。これはフレンズにも感じることですが作り手の情熱といったものをビ
リビリと感じます。舞台にせよ、アテレコにせよ、こういった作品に出会えることは
役者として非常に嬉しいことです。
これから半年間、皆さんより先にER5を堪能させていただきます。(ヤ〜イ、ウラ
ヤマシイダロ〜!)

ちょくちょく収録裏話などもご紹介していきたいと思います。きっと今シーズンも
井上倫宏氏が協力して下さる事でしょう、お願いしますよ“スパーセント”さん!



印象として残っているシーンは‥‥

初めての点滴、初めての徐細動、(誰もいない部屋で『さがって!』)これはタイト
ルでカーターさんの名前が出るシーンで使われていましたね。
車の中での初めての出産、などなど、初めてシリーズ。
それから、ルバドーさんさんとの一連のやり取り、ヒーローではなく、弱い人間とし
て描かれていたカーター君。やっていてもとても面白かった。
ベントン先生との絡みも勿論好きです。色々ありますが中でも一番は‥‥‥、
云わずと知れた『ベントンセンセッ、僕、妊娠したっ!』



続・印象として残っているシーン

 カーターさんの肝心なこと忘れていました。

第2シーズンの最終回、卒業証書授与のシーンです。
皆さん、もう一度観てみて下さい。
カーター君が卒業証書を受け取っているシーンがあります。
テープと台本をもらって家でリハーサルしているときも、収録しているときも気がつ
かなかったのですが、オンエアで発見したとき鳥肌が立ちました。
さすがのこのシーンと比べると‥‥‥ウ〜ン‥‥‥‥‥‥エ〜ト‥‥‥‥‥‥‥‥で
もやっぱり『妊娠したっ!』が好きっ!



ノアレポート感想
・・・ノアレポートを書いて下さったカーターファンさんへのお返事

秋ですね〜。海のシーズンが終わって、私はスキーの計画に余念のない今日この頃で
す。寒くなる前に釣りだけは行っておこうかな。
ノアレポート、有り難うございました。
とても詳しく、臨場感もあってまるで自分もその場に居るようでしたが、ますます悔
しくなってきた!次は行くぞっ!(次っていつ?)
まだ買っていませんが EAST&WESTのビデオ、必ず手に入れます。

俳優さんてマイクが苦手な人、結構居るみたいですね。
私もイベントなどでマイクを渡されると困ってしまいますし、インタビューでマイク
を向けられると何も言えなくなってしまいます。

ノア君はアビーですか?なるほどなるほど、素敵な女性でしたね。
私個人的には誰だろう?カーター君の恋人の中だったら、デブかな。
恋人というところまでいっていなかったけど、好敵手というか、でもお互い同じ立場
で分かち合ってきた部分が多いので張り合っていても楽しかった思い出があります。
東洋人だったことも親しみやすかった。(実はタイプかも‥‥)

もしノア君に質問が出来たらなにを聞こうか、実は行けもしないくせに考えたりして
いました。でも忘れちゃった。
一番気になるのはやっぱり『カーター』の役作りかな?
沢山聞いてもゴチャゴチャになっちゃうしできる訳ないので『カーターのポイントは
ここ!』っていうのをひとつだけ聞いてみたかった。

あと、日本語版を聞いているときの顔をコッソリ見たかったですね。
しかめっ面してたらどうしましょう!自分の顔に違う声が聞こえてきたらやっぱり不
自然だし、気味悪いでしょうね。だからあまりいい印象を持たれなくても仕方ないで
すね。ノア君に言いたいことは『いい仕事を有り難う!それからごめんなさい。』か
な?チョット弱気になってみました、チャンチャン!

素敵なレポート、有り難うございました。ビデオ買ったら探してみようかな。

ではでは。


『思えば遠くへ来たもんだ』

 今日11月7日、ERの第100話の収録を終えました。
          『思えば遠くへ来たもんだ』
色々な事がありました。
『ER』と言う番組が“鳴り物入り”で始まるという噂を聞いたのが四年前、
“ER”の意味も知らずにオーディションに行って死ぬほど難しい台詞を喋らされ、
『こんな仕事、ヤダ!』と思い、貰った第1話を観て『これ、スゴイ!』と思い、そ
れからは涙と笑いと感動と絶句の連続でした。

“触診”の意味も分らず、『血圧って触ってわかるのかなあ?』、“心筋酵素”とい
う文字を見て『コレって心筋梗塞の間違いだよ』なんて言っていた最初の頃。“頭部”
を『トウブ』と読むのか『ズブ』と読むのかでスッタモンダもしました。とにかく
医学用語が難しくて、“2パーセント”を『スパーセント』と読む人がいても誰もツ
ッコメませんでした。
どうにかこうにか“医者らしく”なったのもつかの間、半年ぶりに集まって新シーズ
ンに入るとディレクターが『医者がいないぞ〜』の一言、み〜んな“ただの人”にな
ってしまっていたのです。
忘れてならない【一発撮り】も、ERにとってはひとつの通過点に過ぎませんでした。

毎回、収録が終わるたびに飲みに行き、ERの話題で盛り上がるのですが、その時は
皆ただのERファンなのです。随分と語り合いました。

途中でルイスが去り、間もなくロスも卒業しようとしています。そのかわり新しい仲
間も増えました。

今日、最後のシーンを撮り終えてディレクターの『お疲れさまでした』がスピーカー
から聞こえたとき、スタジオは拍手に包まれました。最終回でもないのにこういうこ
とってあるのかなと思いましたがとてもいい拍手でした。
その後100回記念パーティー、100本出ている人も(正確にはそんな人いない、
グリーン先生も99本!)何度か出演している人も、今日初めての人も皆でお祝いし
たのですが、スペシャルゲストが来てくれました。
スーザンと言えば?
そう、山像かおりさんです。
明るくオキャンなヤマゾーさんに久しぶりに会えてカンゲキッ!
ロスは『俺を迎えに来たのか、この死に神めっ!』な〜んて言っていましたが、ロス
の最終回が前後編の2話仕立てだと聞いてヤマゾーさんは
『あら、アタシの時と扱いが違うじゃないっ!』と逆襲していました。
何を言っているんですかヤマゾーさん、あなたの最終回、僕は大好きです。

パーティーの締めに誰かがこんな挨拶をなさいました。
『今、大切なのは初心に戻ること、101話からは1話からやるつもりでやりましょう。』
『身体に気を付けてこのERをやり遂げましょう』
このふたつは心に染みました。
『よ〜し、虫歯を治すぞ!そして【甘い誘い】をもういっかい観るぞ〜!』
ま、私の場合、初心に戻らなければならないほど前に進んでもいないんですがねっ!


今日、100話を踏みました。ER的に何合目なのか、私の役者としての何合目なの
かは分りませんが確実に踏みました。これは折り返し点ではなく通過点です。
この作品に出会えたこと、カーターを演じられることをあらためて感謝したいと思います、
共演者に、スタッフに、会えなかったノア・ワイリーに、マイケル・クライトンに、
そして両親に‥‥。(アカデミー賞でも貰ったつもりかっ!)

これからもよろしくお願いいたします。



ERのガヤ収録についてお答えしましょう。
・・・掲示板でのH.Kenさんからのご質問へのお答えです。

今回、ハイビジョン放送に対応するために『ぐるぐるガヤ』を始めました。
ハイビジョンは日本語もステレオだとか。
今までもガヤの薄さや撮り方について話し合われてきたことがありますが、
なかなかいい解決方法がありませんでした。
従来の方法は、3本マイクはそのままでその後ろに役者が均等に散らばり、
近くの人ともっともらしい会話を交わし、それを収録してきました。
『ぐるぐるガヤ』は、まず3本のマイクを高くセッティング(2メートル位)し、
左右のマイクは指向性を広げてスタジオ全体をカバーします。
そして俳優はスタジオの中をランダムに歩き回りながら会話をするのです。
そうするとガヤに厚みが出るのだそうですが‥‥。
特に歩き方を決めずにランダムに歩くのが“ミソ”ですが、何故か皆左周りに
歩きだします。
客観的に見ると、何かの新興宗教か葛西臨海水族館のマグロみたいです。
歩きながら会話に熱中すると画面から目が離れ、カーター君がドアップにも
関わらず大声でガヤっている声優さんが『自分が映っているところは喋るなっ!』
とディレクターによく怒られています。



*『ER5』、カーター君の髭について
(掲示板で話題沸騰だったカーター君の髭に関して、この時期超ご多忙だったので、
伝言と言う形で頂きました!)

 カーター君の髭、(インパクトは強いけれども)あまり
「嫌わないで」とのことです。
なぜかと言えば・・・
「あとであの髭に関して事件が!」起きるようです。
あとから
「あぁ、髭はこのための前フリだったんだっ!」と、感激すること間違い無し、
だとか。
 そっかぁー!あの髭は後のエピソードの為の伏線だったんだっ!どんな話なんだろう!?
期待してそのエピソードを待ちましょう!そして、それまでの間、カーター君の
髭顔を楽しみ(?)ましょう!




さあ、気合いを入れてっ!!!

投稿日:2000/07/08(Sat) 09:45:04
東京は物凄い雨です。
台風3号のさなか本日より『ERY』の収録が始まります。
フンドシを絞めなおして新シーズンの収録に行って来ま〜す。
初っ端からウィーバー先生はやってくれそうです。
ではではっ!



メリークリスマス!

投稿日:2000/12/25(Mon) 00:56:38
今日は20世紀最後のER収録日。第6シーズンが終わった訳でも第何話というキリ番でも
ありませんが、記念すべき忘年会、兼クリスマスパーティーになりました。
ルイス、ロス、ジェニー‥‥‥、これまでに大切な仲間を送り出してきましたが、
今日も一人ERを卒業していきました。出会いがあれば必ず別れがあるものですが、
その方の挨拶を聴いていて、自分自身、ERに出会えた事の素晴らしさ、ERに出られた事の
喜びを再確認しました。僕達は素晴らしい俳優と出会って、素晴らしいドラマで共演できた!
それぞれの俳優の中で、ERがかけがえのない“通過点”になっているのを知り、チョットだけ
ウルウルきてしまった粗忽屋でした。
素敵なクリスマスイブ、皆さんは如何でしたか?
ではでは。



野沢由香里が泣いた日

投稿日:2001/03/11(Sun) 01:19
恒例(?)の最終回シリーズも本日のER第6シーズン最終話の収録を以って終了致しました。
今日でハサウェイともお別れです。
打ち上げを兼ねて由香里さんの卒業式がありました。
スタジオでは元気いっぱい、何時も姉御肌の由香里さんの涙、とっても素敵でした!
6年間、ひとつの役に打ち込んでいらした達成感と満足感、チョットだけ寂しい‥‥‥
でも爽やかな涙でした。
彼女の言葉の中に『ERの家族のみんなと過ごした6年間‥‥‥』と言う一節がありました。
チームでもグループでもなく家族だったという言葉にチョットやられちゃいました。
素晴らしい俳優と6年間素晴らしいドラマで共演出来たことを感謝します。
由香里さんの人柄でしょうか、ロス役の小山力也氏は勿論、ジェニー役の竹村さんや
とっくの昔に卒業したあの山像さんまで駆け付けてくれました。
由香里さん、あなたはとてつもなく大きな仕事を成し遂げましたね、本当にお疲れ様でした。
‥‥‥と、本人の前ではとても言えない粗忽屋でした。
ERはこれからも続くでしょう。でも今日、大切な家族の一人が、
そしてERにとって大きな柱が去っていきました。

ERY、乞うご期待ですっ!!!