見えざれど亡父が呼んでる滝こだま
花茗荷清閑たまわる里一夜
世の虚実見え隠れして街薄暑
幸せを舌でころがす新茶かな
枯れてよりすすきは風に従わず
花咲いて古い女になってゆく
独り居の魔よけのように芋茎干す
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