〜 物 事 の 考 え 方 〜


話は少々変わりますが、

僕は時間的価値に大いに興味があります。

まず、なぜ一日が24時間なのか、 どうして48時間ではいけないのか、

なぜ、西暦があるのか、なぜ、カレンダーがあるのか・・・。

地球上のどこかの島では、時間がない原始的な国があります。

太陽が昇ると同時に、目を覚まし、日 が暮れると同時に、睡眠につく。この国では、先進国のような時間的約束はありません。何時間遅れ ようが、何日遅れようが、それが普通なのです。のんびりとしているのです。それが自然に沿った健 康的姿だと思います。

原始的な人間と違い、特に日本人はお金を儲け、何不自 由なく優雅な暮らしをすることが健康であると思っている方も多いように思います。

一緒に暮らしている家族がいれば 誰しも、家族の為にお金を使うでしょう。愛する人がいれば、愛する人の為にお金を使うでしょう。 ただ、お金を持ちすぎていても、その人は健康であるといえません。時間的観点から言うと人生に価値がないのです。

実は、僕の母親の姉にあたる方 が、5年前、膠原病で亡くなりました。

大阪人の気質である商人気質ともいうべき物が丸出しで、お 金のためなら、どんな手段も選ばない、身内であろうが、親族であろうが、親友であろうが、保険と か財産とかあれば、前もって手を打ち、自分に自動的に流れ込むような仕組みを作ってしまう、大変 頭が切れる方でありました。

お金には何一つ不自由はしていなかったのですが、膠原病にかかり、 死を迎える2〜3日前に妹である僕の母親を呼び出し、いろいろ会話をしました。

その中の話の中で “お金を、あの世まで持っていけないでしょう”という名ゼリフがあります。「この世の中はお金がすべてだ!」 という信念をはっきりくつがえしています。 家族、親戚、友人を大切にする時間を考える方がもっと大切なのです 。

この時間的価値の考え方がなくなった時代に、この世で何をなし得たのかが、大きな問 題なのです。

話は変わりますが、第二次世界大戦の時、日本はアメリカに原子爆弾を落とされ、一瞬 にして多くの日本国民の生命が奪われ、無条件降伏をしました。

“破壊は一瞬”なのです。全ての物 事についても同じです。苦労して作ったものを、叩き壊す事など誰にもできます。 ただ、作る事となると、何をするにしても、知恵を使い、時間と労力を使って完成するものです。

僕は、本当の幸せと は次のように思います。憎しみや恨みは何も残さなく、時間だけむなしく過ぎ、自己満足で終わってしまう。

そんな事を考えて いる時間があったら、もっと時間を大切に使い、もっと自分はこういう誰にでも認められる人間になるんだ! という時間を大切にした考え方が、

人間として最高の考え方であり、いや、そのように全ての方々 が思い、やり遂げなければならないことではないでしょうか。

人間が他の動物と違うことは、高度な 知性をもって時間を有効に使い、他の生命(植物、動物、人間等)に最高に、最良に、最善に尽くしていけることです。

尽くしていくと当然、感謝されます。憎しみ、恨みから不幸に陥れようとすると、必ず不安が四六時 中つきまとい、また、逆に相手から陥れられてしまいます。

“建設は死闘、破壊は一瞬”なのです。

大宇宙から見れば、こんなちっぽけな地球で、この狭い日本の中で、時間にひしめき、喜怒哀楽の感情をかわしていること など、

例えて言えば、サハラ砂漠の中の砂の一粒のような小さな事に過ぎません。

よりよい人生を 考えていくならば、時間を大切に有効に考えていくべきではありませんか。

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