サインの解読、伝達 01. 6.24
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6月20日、西武−近鉄16回戦(西武ドーム)の7回表終了後、橘修責任審判が、
ネット裏の近鉄スコアラー陣に対して、ベンチに何らかの情報を伝達していたとして警告を行いました。
翌21日には小池唯夫パ・リーグ会長が依田栄治スコアラーらに職務停止の処分を下しました。
近鉄球団は疑惑を否定していますが、サインの伝達を行ったかどうかという以前に、
そのような疑惑をもたれるような行為があったことに対して処分が行われたと私は解釈しています。
ただ、今年この試合までのこのカードの対戦成績が近鉄の12勝4敗と極端な結果が出ていることも、疑惑を増す一因になっています。
パ・リーグでは1998年のダイエーのサイン盗み疑惑が契機となって、グラウンド外だけでなくグラウンド内でのサインの解読も禁止されています。
私はグラウンド内のサインの解読は野球の一部であり、
クセの発見や読唇術などは職人技として重宝されるべきだと思っています。
腕の筋肉の動きでキャッチャーの出しているサインを読み取るなんて神業ですよ。
だからグラウンド内のサインの解読の禁止には私は大反対でした。
1998年夏の甲子園で行われた横浜−PL学園の試合では、壮絶な情報戦が繰り広げられました。
試合に出ている選手、ランナーコーチに立つ選手、
ベンチで目を凝らしている選手の英知の結集がありました。
私はこの試合でどれほどの情報が飛び交ったのかを知れば知るほど、
素晴らしい試合だと感じてきました。
さて、ではグラウンド外はどうでしょう。
このサインの読み合いは、選手、あるいは監督や部長の観察眼と判断力によるものだから良い試合だと感じさせるわけです。
これが、ネット裏で教員や野球部OBがサインを盗んでベンチに伝えていたら、
やはり私は良い気持ちはしません。
そう考えると、グラウンド外からのサインの伝達は禁止した方が良いのでしょうか。
しかし、ネット裏で、ベンチ入りできなかった3年生部員がサインを伝達して逆転劇なんかを演出したら、これは一転して「良い話だな」と思ってしまいます。
でもグラウンド外からサインを伝達する資格がある人とかを線引きするのは難しいし。
一応、私の理想は
グラウンド内でのサインの解読は奨励、サインの伝達も奨励、
グラウンド外でのサインの解読は奨励、サインの試合途中の伝達は承認、サインのインプレー中の伝達は禁止。
でしょうか。
皆さんの好み、ご意見をお聞かせください。
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