パチンコという名のギャンブルに青春をかけたひろみの、パチンコエッセイのようなパチンコ日記

     パチンコ日記(現在進行形)  ホームに戻る
2003年12月の真ん中へんの日

私には負けたことがないパチンコ屋さんがある。

1回しか行ってないんだけど、そのとき勝った。

だから、その店での勝率は10割。

あくまで過去の事象でしかないけど、単純に考えれば100回いけば100回勝つってことでしょ。

1000回行けば1000回勝てるってことよね。

そんな美味しいパチンコ屋さんに行かない手はない。

で、行きましたよ。

記憶を辿ると確か前回は1000円で猪木を引いて、時間が無いんで、ちょこっと回して

やめっていうパターンだったような気がする。

なんでその店に行ったんだっけ?

そうだそうだ、車だ。車に、なんとかコーティングをしてもらってる間に打ったんだ。

お客さんがパラパラで、店の中グルグルグル見渡しても、出そうな台がなくてさ、

仕方ないんで、一番お客さんが多いシマの猪木を打ったんだ。

時間つぶしだから、コイン1枚づつゆっくり投入して打ったんだ。

お〜、記憶が蘇る。がま蛙じゃないぞ。よみがえるだぞ。

そうだ、その時車屋さんが「コーティングの後は水洗いすると皮膜が強くなりますから、

最初は何回か水洗いしてください」って、言ったんだ。

・・・・・・・・・・・・洗ってないぞ。

まだ他にも言ってたな。

「3ヶ月したら、一度メンテナンスしますから持ってきてください」


・・・・・・・・・・持っていってないぞ。

「そのとき、この券を使ってください。半額ですから」

って、言われたんだ。

・・・・・・・・・・・・券、もう無いぞ。

なんてこったのナタデココ。

いい加減に生きてるツケが一気に押し寄せてきた。

パチンコなんて行ってる場合じゃない。車屋さんに行かなくっちゃ。

正直者のひろみは、経緯を正直に話して、今後どうすれば良いか聞いてみた。

「今からじゃ、メンテナンスだけじゃ綺麗になりませんね。一からやらないと・・・」

「じゃあ、またお金かかるんですか」

「はい、そうですね」

ここで、諦めたら普通の子でしょ。ひろみがひろみじゃなくなっちゃうわよ。

「なんとか綺麗にならないですか」

フフフ、可愛い笑顔のプリプリ作戦じゃ。

この作戦で落ちない男は皆無じゃ。

「はい、ダメですね」

ムム、手ごわいぞ。

「え〜、だって〜、忘れてたんだも〜ん。綺麗にならなくてもいいからメンテナンスしてよ〜」

ぶりっ子作戦じゃ。近頃あまり流行らないけど、この親近感が良いのだ。

「ハハハ、だって、もう真っ黒じゃん」

なぬ? やけに馴れ馴れしい。相手が親近感を持ちやがった。。

「もう、ダメなんですか。諦めるしかないんですか」

よーし、御眼目ウルウル作戦開始。

上目遣いで、すがるような眼差し、しかもウルウル。

完璧だ。これでダメなら女をやめてもいいわよ。

「そうですね。ダメですね」

およ?

なんじゃ、こいつは。おかまか。

何故だ。

そうか、分かったぞ。権限を持たない店員には通用しないんだ。

きっと店長に言わないとダメなんだ。

店長なら、「じゃあ、いいですよ。メンテナンスということで綺麗にしますよ」

なんて言ってくれるに違いないのよ。

相手を選ばないと、私の美貌をもってしてもダメなことがあるのよね。

いい勉強になったわ。

何万もかけて綺麗にしても仕方がないので「じゃあ、また」と、言うつもりだった。

だったんだけど、断れない性格が・・・・・・・・「じゃあ、お願いします」になってしまった。

あ〜あ〜。新聞屋さんは2年先まで契約しちゃってるし。

がん保険やら、掛け捨て損害保険も一杯入ってるし。

ガソリンスタンドのカードなんて数え切れないほど持ってる。

それもこれも断れない性格がいけないのだ。

優しすぎるんだわ。

私の心の中は、優しさだらけなのよ。

毎分5トンの優しさが湧き出てるんだわ。

きっと弱酸性でリュウマチに効くのよ。

もうすぐツムラ順天堂から売り出されるのよ。

年末には売れ残って、つめ放題とか福袋の中に入れられちゃうんだわ。

悲しいね。悲しいサガね。SAGAサガよ。

そんなサガを背負いながら、車を待ってる間にパチンコ屋さんへ行った。

前回と同じシチュエーションだ。

相変わらずガラガラの店内。なんで潰れないのか不思議なお店。

店内見回しても打つべき台が見当たらない。

で、猪木が無い。

と思ったら、隅のほうに5台だけあった。

猪木よ、お前も1年間辛い思いをしてきたんだね。

メインを張ってた時代は終わり、今や、こんな隅っこに追いやられてしまったのね。

可愛そうな猪木。滅びの美学。悲しいサガね。

大丈夫よ、元気出して。私が打ってあげるから。

1000円、ジャラジャラ。

バシン、バシン、バシン

いい音だ。

バシン、バシン、バシン。この小気味良い音色。

バシン、イーチ。バシン、ニーイ。バシン、サーン。

バシン、ダーーーーーーー!

あら、BIG入っちゃった。

1年前と同じ1000円よ。歴史は繰り返されるんだわ。

今日は時間がたっぷりあるから、全部入れちゃうつもりで打ってたら揃う揃う。

あれよあれよで1箱なっちゃった。

お店でたった一人、箱を持ってる私。

きっと猪木と心が通じ合ったんだわ。

いや、呼び捨ては失礼ね。猪木さんって呼ばなくっちゃね。

程よく回してからやめ、1100枚。勝率10割伝説は続くのだった。

猪木さんありがとう。

滅びゆく運命ならば、最後の一瞬まで輝いていて欲しい。

最後の一瞬まで全力で輝いて欲しい。

ファンの心に永遠に思い出として残るように・・・・・・・・・・

2003年12月のある午後のひと時


なんだかんだで、突然ウェブ一時閉鎖しちゃったんだけどさ、いろんな方からメールいただいちゃって。

あたしゃ幸せ者ですね。

なんだか申し訳ない気持ちで一杯。

かと言って、いままでのようにって訳にもいかない。

本当のこと言うとさ、なんかワンパターンの日記が突然嫌になっちゃったんですよね〜。

文才が無いというか、才能がないというか。ゴールが見えないっていうか。

いままで散々、ファンクラブだ、入会金だ、年会費だって偉そうなこと言っちゃってたから、

その責任っていうのもあるじゃない。

だから一生懸命日記書いて、少しでも会費を集めようって・・・・・・・

ん? 違うって!

↑↑ これがワンパターンの内の1つじゃな。

あれれ? ワンパターンは1つだからワンだよね。

んじゃ、わたしの日記はワンパターンじゃないじゃない。

ツーパターンと表現すべきに違いない。

↑↑なんて言うのもパターンの1つに違いない。

そう、こういうパターンの繰り返しだって突然、気がついたんですよ。

それで、一人で悩むんだけど、悩んでも解決しないわけでしょ。

解決しないなら、悩むだけ損よね。

となるとケチな私は損をしたくないから悩むのをやめようという結論に達した。

悩むのをやめたら突然暇になった。

暇ならパチンコよね。

と、いうことで今日もパチンコルンルンなのである。

やけに前置きが長いけど、突然自慢したくなっただけです。

掲示板見てくれてる人は、もう知ってると思うけど、今日パチンコ21連ちゃんしちゃいました。

花月っていう古い台なんだけど、最近新台として突然入ったんですよね。

海やらスロやらで負けてるときに、ちょこっと座って3連ぐらいしてなんとか収支トントンに

なったりって言う感じで、結構助けられてるんだけど、今日もそんなパターン。

25000円ぐらい使ってて、単発取り替えたりしてマイナス12000円だった時。

一番端っこに座ったら、1000円で単発よ。あ〜、今日は単発ばっかりだ〜って嘆いてたら、

そこから21連。

10連チャンぐらいのときに店員さんがドル箱を通路に運んで扇形に広げ始めたんですよ。

いわゆる、別積みってやつね。

綺麗に綺麗に、積んでいくの。まるで分度器で計ったかのように。

多分A型よ、その店員さんの血液型。

嬉しそうに、嬉しそうに積んでいくのよね〜。あたかも自分の芸術を披露するかのようにね。

そして21回目の当たりのあと、初めて時短中に引き戻さなかった。

時間は5時ちょい前。

上皿だけ打った後、あたしは大きく深呼吸をして台の上にボタンを押して店員さんを呼んだ。

ニコニコって箱を持って飛んできた店員さんに、私は冷たく言い放った。

「すみません、終わります」

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、

やめちゃうの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!

こんなに綺麗に積んだんだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

まだ、5時じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。

まだまだ出るよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

他のお客さんだって、羨望の眼差しで見てるじゃん。

なんで、なんで、やめちゃうの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

って、まん丸の眼をして、点になった黒眼が訴えていた。

うん、やめるの。

わたしはニコって笑って答えた。

店員さんは、フッって肩の力が抜けたようだったけど、ニコって笑い返してくれた。

その「ニコ」は、自分が努力の見返りを求めていたことへの恥ずかしさ、愚かさを認識した「ニコ」だった。

そのとき、突然分かった。

私は、可愛いのかもしれない。。。。。。。。




ハハハ、やっぱワンパターンで終わっちゃったね。。。



戻る
次へ