さあ!舞台を作ってみよう(本番当日)
来て頂いたお客さんに気分良く芝居を見てもらう為にも掃除は欠かせません。毎ステージの前に掃除しましょう。
音響はすべてのテープの頭出しを済ませ、客入れの音楽を流します。当日は頭出し等に使うオフラインのデッキを用意しておくと便利です。
照明はスイッチのチェックを済ませ客入れの状態の照明にしておきます。
舞台監督は舞台上のセットをチェックし舞台袖にスタンバイします。
実際にお客さんを公演会場に入場させます。もちろん定刻が望ましいですが、舞台上、客席、役者、音響、照明の準備が整っていない場合には遅らせなければなりませんし天候が悪い場合、気温が外で待つには酷な場合、客が大勢待っている場合等には逆に早める事もあります。その時間は舞台監督が決定します。
開場したら受付をします。前売り券を持ってる人は半券をもぎり、券を持っていない人はその場で当日券を販売します。当日清算券の清算も行います。またキャストへの差し入れ、伝言も預かります。小劇場の場合客席が狭い事が多いので手荷物を預かる事も大事です。
客席へお客さんを誘導するのが主な仕事です。開演後の誘導にはペンライトを使います。空いている座席は随時把握し、客数により上手く振り分けられるようにします。客の入り具合によっては座席を詰めさせたり、追加席を用意したりもします。また最寄り駅からの道が分かりにくい場合は劇場内だけでなく駅からの曲がり角などに立ってお客さんを案内する事も必要です。
幕を開き芝居を始める事です。これも開場と同じく定刻が望ましいですが、天気や客の入り具合、役者の準備の状況によって遅らせる事もあります。開演時間の最終決定も舞台監督です。
電話が客席近くにある場合は開演と同時に受話器を外し、電話の呼び出し音で芝居の妨げにならないようにします。
特殊な舞台装置(スモークマシン、扇風機、紙吹雪など)のスイッチングは舞台監督の指示で行います。
各幕で必要なセットがちゃんと舞台上に出されているか、余計な物が残っていないか等の最終確認は舞台監督が行い、転換終了を音響、照明等に連絡します。
役者の登場の際、役者の判断で出られない場合は舞台監督のキューで登場させます。
舞台上に必要な物が配置されていなかったり、余計な物が舞台上に出たままになっていたりした場合は、舞台監督がどう対処するかを判断しなければなりません。
役者の台詞のとちりは基本的に役者の責任ですが、進行上問題がある場合には、プロンプをするなどしてフォローしなければいけません。
開演したら当日清算分の売り上げ金の計算をします。半券の番号をチェックするなどのチケットの集計も行っておくと後で役立ちます。
食事の時間は開演直前にとることはほとんど不可能なのでステージ終了後になります。そのためマチネなら昼食、ソワレなら夕食を開演中に受付の仕事の手が空いた頃に買い出しに行きます。
強制はできませんが今後の劇団運営のためにもお客さんにアンケート記入の協力を呼びかけ、少しでも回収率を上げるよう努力します。
客入れとは逆にお客さんを劇場から出すことです。次のステージのためにも速やかにお返ししなければなりませんが、追い返すようでは失礼になります。なかなか難しいところです。