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日立市東多賀町5丁目1番1号
TEL:0294-37-1014
FAX:0294-36-3508
かかりつけ医

 「医療崩壊」。最近頻繁にテレビや新聞で耳にする言葉です。
この現象は私たちの住んでいる日立市や周辺の地域でも問題となりつつあります。

その原因として、勤務医不足、看護師不足、医療事故や医療訴訟の問題などあげられ、他にも多くの要素が絡み合って、解決を難しくしています。

「地域の医療は地域自らが守り育てていかなければならない」という思いの中で、この現象を食い止めるためのひとつの手段は、「かかりつけ医」を定着させることであります。

住民あたりの医師数や看護師数が全国でも非常に少ないこの地域では医療施設それぞれが役割分担を行い、効率的に運営しなければなりません。

住民の方々に「かかりつけ医」について十分に理解していただき、あわせて日立市内の病院や診療所のそれぞれの役割を理解していただくことで、よりスムーズで快適な医療を提供できますよう努力してまいります。

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「かかりつけ医」とは
『かかりつけ医』制度を簡単に御紹介します。

何か特別な制度のように聞こえますが、そうではありません。少し前までは町内の個人開業医の先生が『ごく身近にいる主治医』として、ともすれば家族全員の健康状態を把握している事が珍しくはありませんでした。

しかし「医療のブランド志向」によってこれが崩れ、多数の医療機関を重複してかかる事により投薬の重複や検査の重複など、医療費の無駄 使いや副作用の問題を生ずるにいたりました。そこで、以前のように、『自分の体の状態を把握している身近な医師』を作る事により、普段の健康管理、病気の初期治療、更には大病院での検査、治療を必要とするかどうかの判断、紹介などを円滑に行おうとするものです。これが『かかりつけ医』なのです。

『かかりつけ医』を作るには、特別な手続きや費用は必要ありません。自分で「この医者が私の『かかりつけ医』である」と心に決めれば、それでいいのです。 後は医療に関する事全ての「最初の相談役」として積極活用して下さい。
ちなみに、医学部では全ての学科を勉強してから医者になります。あなたが『かかりつけ医』にした医師が内科医であっても、外科、婦人科等の他の病気も多少の知識を持っています。

そして、近隣の『その病気の専門科』を知っていますので、「何科の医師に相談したら良いか分からない」ようなときも、然るべき医師への紹介状を書いてもらうと、紹介された方の医師も詳しい情報がすぐに把握できるので、診療時の手間や時間が節約でき、患者さん側は不要な検査や投薬を受けずに済む事になります。
そのためにも『かかりつけ医』には自分が受けた医療行為の全てを知らせておくと便利です。他の医療機関での投薬や、歯医者さんで受けた治療や薬、会社や地域の健康診断の結果 など、全ての情報を提供しておくといいでしょう。

身近にいて何でも相談できる主治医、そんな『かかりつけ医』を上手に活用しましょう。
こんな時「かかりつけ医」
普段の体調を調べたり、何かいつもと違った事があった時の第一の相談相手である事は言うまでも有りません。会社の検診や、市の検診等で何か異常値が見つかった時もまっ先に『かかりつけ医』に相談して下さい。

今は情報時代、テレビでも盛んに健康に関する情報を流しますが、某テレビ番組のように「こういう症状の有る人はこの病気!!」等と簡単なものでは有りません。個人個人の違いを無視する、いい加減な情報に惑わされないためにも、何でも気軽に相談できる『かかりつけ医』を利用しましょう。

しかし、自分のからだ、家族のからだを医者に頼りっきり、任せきりでは困ります。ある程度の事は自分で判断し、「ここから先は分からない」所を任せるようにしましょう。

例えば、夜中の発熱、どうしますか?すぐに『かかりつけ医』に電話しますか?呼吸困難があったり、引き付けたりしなければ氷枕等で熱を下げ、朝をまって医師に相談しても大丈夫では無いですか?これくらいの判断は自己責任、または家族に対する責任の範囲でやってみましょう。

また、体温を下げるために使う氷枕の使用法等も、ふだんから『かかりつけ医』に習っておくと良いでしょう(ちなみに、「熱」は血液が持っています。ですから、体温を冷やすには血液を冷やす、言い換えれば身体の表面 近くに太い血管がある場所を冷やすと効果的です。具体的には、首の両側、脇の下、太ももの付け根等になります)。

我々『かかりつけ医』も「自分の力で治療できるか、専門医に送るか」の判断をします。皆さんも『かかりつけ医』と一緒に悩み、考えて家族の、自分の健康管理を行って行きましょう。
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