住宅の本の話

 

最近本屋さんや図書館に行くと住宅関係の本や雑誌が数多くあり、それだけでひとつのコーナーになっているくらいです。これから家を建てようという人は、色々気になって何冊か手にとったり購入したりすることでしょう。私も建築主の方と打ち合わせをしているときにそれらの本を参考にした要望が出てくることがありますのでできる限りそれらの本に目を通すようにしています。
これらの本にほぼ共通する点は、「特定な立場で書かれた物」が多いと言うこと、それから「ほかの物を徹底的に否定する」ということです。これらの本は著者がそれらの工法の開発者や施工者であったり、その工法に使う建材のメーカや代理店であったりすることが多いようです。確かにそれらの人はその工法に詳しいわけですから、本を書くのに一番適した人のように思えますがそれでは、客観的な評価がされていないということです。 確かに商売として考えれば自分たちの商品を売り込むために、ほかの物と比較して如何に優れたものであるかいろいろなデータをならべたり、それらの材料の欠点をあげつらうのは効果的でしょう。つまり読者はその会社のPR誌に代金を払ったようなものです。
住宅というものはいろいろな条件にさまざまな要素が組み合わさりひとつとして同じ物はないわけですから、ひとつの立場から考えるのではなく色々な工法や材料を検討して最善の方法を考える必要があるわけです。ですからこれらの本の内容は参考程度に考えてください。また可能ならばいろいろな立場の本を読んで、いろいろな考え方をできるようになっていただきたいと思います。(その分設計には益々時間がかかるでしょうが。)

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システムキッチンの話


住宅の計画の中で、特に時間をかけるものにキッチンの計画があります。その家庭の主婦にとってやはりキッチンは一番重要なもので、またいろいろ勉強もされているので、我々もいろいろ話を聞きながら時間をかけて計画をしていきます。その中で、システムキッチンのコストが計画全体の予算を圧迫することが度々ありました。国産メーカーのシステムキッチンは細かいところまで行き届いていてまたトレンドに敏感で(今ならフロアーコンテナー)消費者の意識をくすぐってくれます。価格的にもベーシックなタイプはかなりリーズナブルな価格設定がされておりそれはそれで、いいものです。
しかし、キッチンのレイアウトの変更や、機器の配置などを自分の思うように変えたいと思うと、対応できなかったりあるいは数百万の見積もりが出てきたりします。また食器棚をキッチンとそろえると意外と高くついたりします。
Hivaの家で採用したキッチンはカナダ製のキャビネット(パシフィック・リム社)に日本で天板や設備機器を組み込んだもので、レイアウトが自由にできて、設備機器の選択にも制約はほとんどありません。また扉に無垢の木材を使用したものが各種選べ塗装や化粧板の色も非常に種類が多く、選ぶのに苦労するくらいです。価格的にも、国産のベーシックなシステムキッチンより少し高いくらいで、大変リーズナブルなものといえます。ただし細かいところに国産ほど行き届かない部分があるかもしれません。たとえば、ゴキブリよけのパッキンは基本ではついていません。必要と考える人はオプションで追加しなければいけません。包丁差などもオプションです。そのあたりは各自判断して本当に必要なものを注文する必要がありますが、泣Vステム建材・カナダという会社はその辺り細かくフォローしてくれます。また輸入建材は運送や通関でのトラブルがよくありますがこの会社は常時カナダと取引していますので心配はないでしょう。国産キッチンに物足りなさや不満を感じるようなら、カナダ製キャビネットも一度検討してみてはいかがでしょう。

先日、届いた新しいカタログによるとオールスライドのフロアーコンテナーにも対応できるようになっていました。

 

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