山を削りて、山に還る
住友大阪セメント 多賀鉱山
滋賀県犬上郡多賀町佐目
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アクセス方法
国道306号線、佐目トンネルの東側。
滋賀から岐阜に向かって東に走ると、佐目トンネルを越えてすぐ右側。
前回紹介の追憶の道をどんどん奥に歩いても到達する。
1999年9月28日 火曜日
晴れ時々くもり
前回にて、佐目の風穴を確定することができなかったh川口探検隊の一行は、消化不良の思いを抱きながら、追憶の道をさらに奥へと進む。
山間を進む舗装路は、国道306号線から分離して平行に進み、また国道に戻っている。佐目トンネルを迂回する形で伸びている道であるが、その佐目トンネル東側出口近辺に、住友大阪セメント多賀鉱山がある。
隊長 「ほほう、こんなところに鉱山があったのか」
隊員A「いい感じですね〜」
副隊長「しかし、廃址ではないですね。現役で稼動している様ですよ」
副隊長の指差す方向を見上げると、確かにベルトコンベアから粉砕石が排出されていた。
隊員A「ほんとですね〜、動いてますよ〜」
隊長 「うむむ、だが、一番山側にある建物は廃址っぽいぞ」
副隊長「確かに、蔦に覆われて良い感じですね」
隊長 「よし、隊員B、撮影開始だっ!」
隊員B「・・・」
隊員A「もう撮ってますよ〜」
廃址っぽい部分だけを撮ってみました。
川の向こうは敷地内で立ち入り禁止です。
でっかいタンクです。
少なくとも、乾し草を入れておく訳ではないでしょう。
私は、込み入ったごちゃごちゃした建物が好きです。
さびた鉄塔の奥にある小屋の隅っこが気持ち良さそう。
(どういう根拠で?)
私の立つ道と敷地を、渡り廊下風の建物がつないでいます。
渡り廊下のこちら側の端は山中に消えていて、どうなっているのか判りません。
でも、これも廃址風で良い感じ。
主役の廃址風建物。
蔦に覆われた下部が良い感じです。
上部もちょっと壊れ気味で、今後に期待できます。
(本当に廃址であれば、の話しですが・・・)
蔦に隠されて良く見えませんが、奥に更に建物があります。
良く見えないだけに、想像が広がりますね。
錆びたベルトコンベアも蔦に覆われようとしています。
ああ、山に還る。
隊長 「よし、こんなもんだな」
副隊長「今後の推移に期待の物件ですね」
隊員A「そですね〜、これからどんどん良くなりそうですね〜」
隊長 「幸いにも、ここは散歩コースだからな。ちょくちょくチェックできるだろう」
隊員A「たのしみですね〜」
隊長 「さあ、帰るか・・・副隊長」
副隊長「はい、何ですか?」
隊長 「我々の来た道を一足先に進んで、帰る準備をしておいてくれたまえ」
副隊長「了解しましたっ!」(来た道を戻っていく副隊長)
隊長 「・・・さて、我々は国道をまっすぐ戻るとするか」
隊員A「かえりましょ〜」
隊員B「・・・」(肩をすくめる隊員B)
国道を通り、トンネルをまっすぐ抜けた隊長たちは、バイクに辿り着くとそのまま帰途に着く。
くねくねと曲がりくねった足下の悪い道を戻ってきた副隊長は、バイクが無くなっている事に気付かず、いつまでも隊長たちを待つのであった。
おわり