ただ太陽電池は輝く

賤ケ岳隧道 賤ケ岳トンネル換気所
滋賀県伊香郡木之本町山梨子
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アクセス方法

国道8号線、賤ケ岳隧道(トンネル)東側入口。
木之本インターチェンジを降りると東(左)に曲がり、すぐのトンネルの出口側。


1999年12月25日 土曜日  くもり時々晴れ後みぞれ

  先生も走り回る師走、12月。世間が年末の慌ただしさに包まれているこの時期、h川口探検隊の面々は相変わらずであった。
副隊長「そろそろ、新しい廃址を見つけなければならないですね」
隊長 「副隊長、廃址ってのは古いから廃址っていうんだぞ。新しかったら廃址ではないであろうが」
副隊長「いや、そういう意味では・・・」
隊長 「分かっとる、冗談だ」
副隊長「・・・」
隊員A「でも〜、なにもこんな時期に呼び出さなくてもいいのに〜」
隊長 「こんな時期とは何だ?」
隊員A「だって〜、世間は浮かれるクリスマスですよ〜」
隊長 「仏教徒のお前に何の関係があるのだ?」
副隊長「しかし、日本ではどちらかと言うとイベントというイメージが強いですし」
隊長 「だから何だ?恋人も異性の友人もいないお前達には関係のない事だろうが」
副隊長「う、グサリと来るお言葉・・・」
隊員A「きついですね〜」
隊長 「そんな事より、今日は奥琵琶湖トンネルに行くぞっ!」
副隊長「ええっ?この寒い中、奥琵琶湖トンネルまで行くんですか?」
隊長 「うむ、奥琵琶湖トンネルの上に廃址があったような気がするのだ」
隊員A「ありましたっけ〜?」
副隊長「しかし、この寒さでは凍えてしまいますよ」
隊長 「うむ、それは任せたぞっ!」
副隊長「へ?」
隊長 「凍えるのはお前の役目だ、副隊長」
副隊長「・・・んな無茶な・・・」

  2時間後。
隊員A「なかったですね〜」
副隊長「何にもなかったですね」
隊員A「な〜んにも〜、なかったですね〜」
隊長 「・・・うぅ、そんな眼でワシを見るな」
副隊長「寒いですね」
隊員A「すごく〜、寒いですね〜」
副隊長「すっごく、寒いですね」
隊長 「・・・うぅ、ワシを見るなと言うに・・・あっ、前方に見えるあれは何だっ!」


建物の1階はトンネルの入り口です。
なかなか良い感じ。
隊長 「な、なかなか良い感じではないか。さぁ、撮影開始だっ!」
副隊長「・・・」
隊員A「・・・」
隊員B「・・・」



別アングルから。
道路の拡張は難しいでしょう。


「賤ケ岳トンネル換気所」と書いています。
左に見える鉄柵は、レールから外れているので動かないでしょう。


フェンスに穴があき、蔦が覆っています。
あまり廃址っぽい建物ではないですが、ここは良い感じ。


ピカピカに磨かれた太陽電池が並ぶ。
定期的に整備されているのかなぁ。
(とすれば、廃址ではないかな?)


見える範囲にある唯一の入り口。
ちょっと淋し気。


別アングルから。
ブロックの積まれた壁が良い感じ。


左側は何にもない空間。
廃れ方が中途半端でイマイチですね。


トンネルの壁の隙間から除いた、建物の裏側。
あぁ、なんか良い感じ。

隊員A「ああ、雨が降ってきましたよ〜」
隊長 「いや、これはみぞれだな」
隊員A「さっきは太陽が出ていたのに〜」
隊長 「まあ、女心と秋の空と言うからな」
隊員A「今は真冬です〜」
副隊長「何を落ち着いているんですか。濡れちゃうじゃないですか」
隊長 「大丈夫だ、濡れるのも副隊長の役目だ」
副隊長「無茶苦茶でごじゃりまするがな」
隊長 「古いぞ、そんなギャグは今どき誰も知らんぞ」
副隊長「・・・うぅ・・・」
隊員B「・・・」(肩をすくめる隊員B)

おわり