小ネタ集1 国道21号線を彩る廃址たち

国道21号線
岐阜県不破郡関ヶ原町〜滋賀県坂田郡米原町
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アクセス方法

国道21号線。
新幹線がよく雪で立ち往生するので有名な、岐阜県関ヶ原と滋賀県米原町の間。


2000年3月18日 土曜日  晴れ

  雪もほとんどが姿を消した3月中旬。風の冷たさを補うかのように、久々の陽光があたりを乾かす天候であった。
隊長 「今回は小ネタ集だと? 何なのだ?」
副隊長「掲示板にも書かれていましたが、関ヶ原ウォーランドに行きましたよね」
隊長 「うむ、廃址でなかったのは残念だが、ああいうテーマパークは大好きだぞ!」
隊員A「たいちょ〜、歴史好きですからね〜」
隊長 「うむうむ、特に戦国時代は大好きだ!」
副隊長「その時通った国道21号線での、眼を引いた物件を紹介しようというコーナーですよ」
隊員A「でも〜、あの日は隊員Bは居ませんでしたよ〜」
隊長 「そうだ、写真はどうするのだ」
隊員C「だーいじょうぶっ。あたしがちゃんと撮っといたわよ」
隊長 「・・・誰だ?」
隊員A「誰ですか〜?」
隊員C「何いってんのよ、大活躍の第四回を忘れたのっ!」
副隊長「・・・あー、大活躍かはともかく・・・ところで今回も撮りっきりコニカですか?」
隊員C「ふふふ、今回はひと味違うわよっ」
副隊長「と、おっしゃいますと?」
隊員C「今回は何と、写るんですスーパー800。ASA800でおまけにフラッシュまで付いてるんだから」
副隊長「・・・あー、それはひと味違う・・・」
隊員C「まあ、コンパクトで可愛いのは撮りっきりコニカ超MINIだけど、フラッシュもあるしね」
副隊長「・・・でも、今回は屋外で天気も良いので、フラッシュはいらないんじゃ・・・」
隊員C「う、うるさいわねっ! 行くわよっ」
隊長 「しかし、今どきASAなんて使わんぞ。年齢がバレ・・・」(バキッ、ボカッ、ドスッ)
隊員C「さ、行くわよっ」
副隊長「(逆らわないほうがいいですね)」
隊員A「(そですね〜)」
隊長 「・・・こら・・・ワシを・・・捨てて・・・いくな・・・」

  ってな訳で、h川口探検隊一行は国道21号線を進みました。
(お話の時系列が変ですが、気にしないでください)



レストハウス風の建物です。
柵があって、中には入れません。


中は荒れています。
長家のように、お店が並んでいます。
隊長 「うむ、ここはなかなか良い感じだったぞ」
隊員A「復活が早いですね〜、たいちょ〜」
副隊長「前面に広い空き地があって、奥の建物が荒れていて、良い感じですね」
隊長 「雰囲気はズバリ、古き良きアメリカ西部の荒野だな」
隊員C「行った事もない癖に」
隊長 「うっ、うるさいっ!」
隊員C「さ、次に行くわよ」
隊員A「・・・」(肩を竦めて、首を振る隊員A)
隊長 「隊員Bの真似をするなっ!」



なんの装置でしょうか?
空き地にこれが取り残されています。
逆光で見難くて申し訳ないです。


順光側で撮影。
やっぱり見難いですね、すいません。
副隊長「昔は何か設備があったのでしょうかね」
隊長 「荒野に取り残された給水タンクというイメージだったのだが」
隊員A「写真には現れてませんね〜」
隊員C「あ、あたしのウデが悪いっての!」
隊長 「ささ、次に行くぞ、次に」
隊員C「あたしのせいじゃないわよ」
副隊長「ささ、次に行きましょう」



工場風の建物です。
良い感じに廃れてますが、ひょっとして現役?


階段部分を拡大。
扉のガラスが割れていたり、階段が錆びていたり、とっても良い感じです。
隊員A「いいですね〜」
隊員C「あまり周りに建物がないのが、いっそう良い感じだわね」
隊長 「写真では判らんがな」
隊員C「あ、あたしのせいじゃないってば」
副隊長「はいはい、次に行きましょうね」



倉庫とも事務所とも感じられる建物です。
写真では分かりにくいですが、窓が板で塞がれていたり、サッシが折れ曲がったり、良い感じ。
良く見れば判りますが、支障があるといけないので、建物上部の看板を消しています。
隊員C「ここ、何か好きだな」
隊長 「うむ、判るぞ。ワシも何となく好きだな」
副隊長「あまり眼を引く廃れ具合ではないのですが・・・」
隊員C「判ってないのねぇ、外観が廃れている廃址だけが、良い廃址って訳じゃないのよ」
隊員A「そうなんですか〜?」
隊長 「うむ、もちろん外観が廃れている廃址はベストなのだが、このように一見地味でも、中に何が入っているんだろうと想像させるのも、良い廃址だとワシは思うぞっ!」
隊員A「なるほど〜」
副隊長「まだまだ勉強が足りませんでした」
隊員C「珍しく意見があったわね、隊長ちゃん」
隊長 「・・・隊長ちゃん」

隊員C「こんなところかしらね」
隊長 「うむ、探せばまだまだあるだろうが、今日のところはな」
副隊長「どうも、h川口はこれをシリーズ化するようですよ」
隊員A「なるほど〜、楽ですからね〜」
隊長 「しかし、ワシは一つの物件を心ゆくまでじっくりと撮影する方が好きだがのぉ」
副隊長「確かに、不完全燃焼の感は否めませんね」
隊長 「うむ、次に次にと移動するのも落ち着かん」
副隊長「起動力が必要なので、機材の多い隊員Bを連れて来れないのも辛いですよね」
隊長 「まったくだ」
隊員C「・・・また、あたしの、出番を、なくそうと、して、いるの、ね?」
隊長 「そ、そういう訳ではないぞ」
副隊長「そ、そうですよ、そんな訳ないじゃないですか」
(うぎゃーーーーーーーーーーーーー)
隊員A「・・・」(肩を竦めて、首を振る隊員A)
隊長 「・・・だから・・・隊員Bの真似を・・・するなと・・・言うのに・・・」
夕日に向かって帰路を進む女王様と運転手。隊長と副隊長は、珍しくも仲良く頭を並べて眠るのだった。

おわり