通園!
朝
朝の登園
夕方のお迎え
日常的に
全般
いよいよ通園です。慣れるまでは少し大変ですが、通園し始めたら、毎日次のことに気をつけましょう。これらは、子供自身が健康で楽しい保育園生活を送ると同時に、保護者と子供と保育者が、三位一体の良好な信頼関係を築くためにも大切なことです。
<<朝>>
- 余裕を持って起床し、パンと牛乳、ハム、卵だけでもかまいませんから、朝食は必ずとり、幼児は排便を済ませてから登園しましょう。そのためには当然、夜更かしは厳禁です。
- 前髪は目の上の長さにし、後ろ髪が長い場合はゴムでくくりましょう。目に入る前髪は視界を遮るため怪我をしやすく危険ですし、長い髪も、遊具にひっかかって転倒する等の思いがけない事故を招く恐れがあります。髪を留めるときは(金属製ではなく)プラスチック製のピンの方が、転倒した際に怪我をする可能性小さくなります。
- 爪はきちんと切りましょう。他の子に危害を加えることは勿論のこと、本人も怪我をすることがあります。
<<朝の登園>>
<健康状態の報告>
- 前日のお迎えから今朝の登園までの間の食事・排便・睡眠を中心に、普段と変わりない場合は「変わりありません。」と保育者に直接口頭で伝えます。
- 普段と異なる様子があれば、連絡帳への記入に加え、必ず口頭でも保育者に報告するようにします。特に、前夜から当日朝までの夜泣き、発熱(重要!)、食物アレルギーなどの異状は、朝にはおさまっていたとしても、必ず保育者に伝えておかないと、生命にかかわる重大な事故を招くこともありますから要注意です。怪我による傷と処置状況も報告しておけば、保育者も、日中、より注意して観察します。
- 保育者は児童を視診します。(良い保育者は、前の晩夜更かしをしていればお昼寝の時間を長めにとったり、食欲がなければ病気の前兆ではないか注意して観察したり、といった配慮をします。)
<衣類の補充>
- 家庭で洗濯してきた衣類を各自のロッカーに補充します。ロッカーの使い方はあらかじめ聞いておいて、引き出しの中は保育者さんもわかりやすいように、アイテム別にきちんと分類しておきましょう。引き出しの内部を空き箱等で仕切っておくのもよいでしょう。
- 引き出しの使い方に特に指定がない場合は、引き出しの上段に上衣(シャツ、トレーナー)とエプロン、下段に下衣(おむつカバー、紙おむつ、パンツ、ズボン、靴下)というのがわかりやすいでしょう。さらにもう一段あれば、いちばん下にシーツ等の予備や汚れ物用のポリ袋等を入れるとよいでしょう。
- 汚しやすい衣類を中心に、(今着ているものとは別に)各アイテムを常時3枚は入れておくようにしましょう。
- 引き出しに入りっぱなしで着てない服ってありませんか?きっと、その服には、サイズが合わない、季節が合わない、等の理由(=問題)があるはず。今着ない服が引き出しの中を占領していると、今着る服が入らなくなりますから、即持ち帰りましょう。
ちなみに、年齢別に汚しやすい箇所は、
- 乳児→よだれ汚れを中心に、上衣の胸部。下半身が動かない分、腕を振り回す動作が多いので袖口も。
- 離乳期の乳児→離乳食をこぼしやすいので上衣の襟元、こぼれおちて下衣。外遊びでは這い這いをするので、上衣の袖口に加え、下衣の膝とお尻部分、靴下。
- 幼児→自分で食べるようになるので、袖口から肘のあたりまで。飲み物をこぼすこともしょっちゅうなので、下衣の前面も。また、外遊びでは転んで下衣の膝、座り込んでお尻。衣類ではありませんが、頭髪にご飯粒、というのも多くなります。
<薬を預ける場合>
- 塗り薬などは(家庭用とは別にした)保育園専用のものを少量ずつ預けるようにし、プラスチック容器のふたに、本人の名前と薬の名称・使用箇所・用途等を紙に書き、上からセロテープで貼り付けておきます。油性マジックで直接書くよりも、この方が消えにくいので安全です。
- 飲み薬は、1回分毎に名前と服用時刻を記入しておきます。(例:「たなかはなこ4月10日午後食後」)
- 薬の服用に間違いがあっては大変ですから、医師の指示はそのまま保育者にも伝えて依頼しましょう。登園の際口頭でお願いするほか、連絡帳にも記入します。
- 家庭での服用状況を連絡帳に記載するのもお忘れなく!
- できれば保育園では投薬しないですむよう、医師に1日2回などの処方をしてもらえれば、それにこしたことはありません。
<別れるとき>
- 首のすわらない乳児や大泣きをしている子は保育者さんに直接預けます。
- 這い這い程度の子はおもちゃの前に座らせるなどして子供の注意をほかに向けさせ、さっと離れるようにします。
- 1歳過ぎたら、「握手でバイバイバイ。」「また夕方ね。」など、挨拶の言葉を決めて、明るくさっとお別れします。
- 親がぐずぐずしていると子供も後追いしやすくなり、他の子供にも悪影響を与えます。ただし、保育園への通い始めに子供が大泣きをしても、負い目を感じる必要は全くありません。慣れないうち大泣きをする子供は保護者との信頼関係がしっかりできているということであり、逆に、保育園に慣れてくれば保育者との信頼関係も築きやすく健全な心を持っている子どもだということを、ベテランの保育者はちゃんと知っていますからネ。
<<夕方のお迎え>>
- 汚れ物を持ち、衣類の在庫を確認し、連絡帳に軽く目を通し、「お世話になりました」と保育者さんに一言声をかけ、子供の手をひき(乳児の場合は抱いて)帰ります。
- 保育者さんに余裕がありそうであれば、その日一日の園での様子を聞きます。元気な子の場合は「他のお子さんに迷惑をかけたりしていませんか?」と聞いてみたり、何かにつけゆっくりな子の場合は「食事のときなどぐずぐずしてご迷惑をかけていませんか?」と聞いてみましょう。朝寝坊をした日は、「お昼寝のときなかなか寝なかったのではないでしょうか?」、病み上がりには「ぐずったりしませんでしたか?」と聞いてみるのもよいでしょう。
- 冬場であればアトピーの子に「保湿クリームを持参してください」とか、飲み薬を服用する場合は「スポイドを持参してください」、あるいは運動靴のサイズが合わなくなってきたら「大きいサイズの靴を用意してください」といった連絡事項やお願い事項等があれば連絡帳に記載があったり、保育者から一言ありますので、忘れないようにメモして帰ります。できればその日のうちに買い物は済ませて帰れば安心ですね。保湿クリームやスポイドといったものは、保育園専用のものを用意しておいた方が保育者さん達も、保護者自身も楽です。
- お迎えの際は、他の園児にも声をかけ、怪我をしていたりしたら、自分の子供が加害者ではないか、と考える心の余裕も持ちたいものです。
<<帰宅>>
- 帰宅途中、子どもがその日一日の話をしてきたら、しっかり聞いてあげてください。何かできるようになったという保育者からの報告があれば、すかさず、いっぱい誉めてあげてください。
- 連絡帳があれば、連絡帳を記入します。毎日のことですから、たくさん書く必要はありません。子どもにいつもと違うことがあればそれを一言書くだけでいいのです。発熱やぐずりなどは健康状態の悪化の前触れかも知れませんから、忘れずに記入してください。また、お迎えが明日は特別にシッターさんになります、とか、明日は終日外勤なので連絡は携帯電話の方にお願いしますといったことも、連絡帳に書いておくと同時に翌朝口頭でも保育者に伝えます。いつもどおりならば、「いつもどおりご飯を食べてお風呂に入ったらすぐに眠ってしまいました。きょうも保育園でよく遊んだのでしょうね。」でよいのです。保育者もお昼間の様子を記入していることと思います。それについての反応を一言返してもらえると、保育者としてはとても嬉しいです。
<<日常的に>>
- まとまった休みの連絡は1日でも早く連絡する。連絡帳に記載したうえで登園の際に口頭でも伝える。
(→園は用意する食事の数が替わる。欠席者の数によっては保育者のシフトが替わることも。)
- 病気による登園の遅れやお休みは1分でも早く連絡する。病名および伝染性のものか否かがはっきりし次第、1時間でも早く連絡する。
(→園は、伝染性の病気の場合は他の園児への伝染予防の措置や注意喚起などをします。)
- 登園予定時刻やお迎え予定時刻が変わる場合は5分でも早く連絡する。特にお迎えが遅くなる場合は、他の園児の予定次第では保育者が急な残業になる場合もあるので1分でも早く連絡する。
(→お散歩への出発や食事の用意、片付け、清掃等のスケジュールが替わることがあります。)
- 保護者が参加すべき保護者会や懇談会、バザーといった行事には極力参加する。
- 本人のものではない衣類、紙おむつ等が汚れ物入れに入っていた場合・・・
衣類の場合は、適当な着替えが引き出しになかったために、園のものや他の子のものを便宜的に借りたことが予想されます。きちんと洗濯をし、御礼の言葉を添えて早めに保育者に返却しましょう。紙おむつのような消耗品の場合は、使用した分だけ新しい物を保育者に返却すると同時に、自分の引き出しにも補充しておくようにしましょう。
- 送迎の人が急に変わる場合も必ず電話を入れ、誰が行くことになるかを連絡します。日頃から、いざというときのピンチヒッターを考えておくだけでなく、もし機会があれば保育園にも紹介しておけば、保育園側も見知らぬ人に引渡しをしなくてすむので安心です。突然のシッターさんのお迎えなどは、子どもも不安がりますし、保育園も心配です。少しでも不安が減るように、慌てずに、丁寧な連絡をしてくださいね。
- 離乳食から幼児食初期には、新しい食材を試す前に保育所から問合せがあるかと思います。よくあるのが、卵・牛乳・大豆・小麦粉・ピーナッツといったものですが、保護者からo.k.が出るまで保育所では出せませんし、万が一事故が起きては大変ですので、早めに正しい回答をしてもらえると助かります。
<<全般>>
- 保育所は、子供も保護者も集団生活を行う場所です。集団生活を望まない(自分のポリシーにとことんこだわりたい、いろんなお友達と関わることを良しとしない)人は、個人でベビーシッターかナニーを雇うことをお奨めします。
- 保育所を決めたら、いちばん大切なことは、保育者を信頼して任せること。だからこそ、家庭での様子を連絡帳や口頭で報告すると同時に、わからないことや心配なこと、また要望等あれば、担任の先生もしくは園長先生に何でも気軽に相談しましょう。保育者は、保護者と協力し合って一緒に保育に関わっていけることに大きな喜びを感じています。ですから、保育所に「100%お任せ」で、自分の子供のこと(体質や性格など)を何も知らないし知りたくない、という人は、複数の保育者が関わる保育所に預けるよりも、専属ベビーシッターかナニーを雇って育ててもらうことをお奨めします。また、保育所の対応に不満がある場合に、いきなり役所にクレームとして持ち込んでしまう方とかたまにいらっしゃるのですが、保育者も人の子なので、当事者ではない役所から突然話がきたりすると感情的にこじれてしまってかえって保護者の方も後にひけなくなって、転園せざるをえないというようなこともあります。何かあったらまず、保育者に、「どうしてですか?」と聞いてみてください。保育所内であるようなことは、話せばわかることがほとんどです。(勿論、保育者による虐待とかはまた別です。)
- 自分の都合ばかり優先する姿勢は迷惑をかけます。朝は余裕をもって登園し、お迎えも、保育者が忙しそうとみれば(無駄なお喋りはしないで)早めに引き上げる等の配慮ができるか否かでずいぶん保育者の印象も変わります。
- 社会人としてあたりまえのことですが、時間は守る、忘れ物はしない、ついでに(自分の子供を含め)他人の過ちは笑って許す心の余裕を持ってくださいね。
- 育児は誰にとっても大変なものです。ましてや仕事や家事との両立が大変なことはみんな知っていますし、保育者はできる限りの応援をしたいと思っています。手を抜けるところは抜き、他人の手を借りられるところは借りるようにして、くれぐれも頑張りすぎないで、楽しい保育園生活を送ってください!!
