まずは、学校に行って国家試験受験資格を得る必要があります。

様々なコースがあります。

その1
中卒准看コース
中学卒→専修学校2年→准看知事試験→准看経験3年以上→看護専修学校2年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校→保健師国家試験
その2

衛生看護科コース
@高校(衛生コース)卒(准看)→看護専修学校2年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校→保健師国家試験
A高校(衛生コース)卒(准看)→看護短大2年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校又は短大→保健師国家試験
その3

3年過程   
@ 高校卒→看護専修・各種学校3年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校→保健師国家試験
A高校卒→看護短大3年→看護師国家試験→保健師専修・各種学校又は短大専攻科→保健師国家試験
B高校卒→看護系大学4年→看護師国家試験・保健師国家試験


保健師専修・各種学校又は看護系大学を卒業すると、保健師国家試験の受験資格の他に、申請すれば養護教諭2種衛生管理者資格、学校によっては養護教諭1種・社会福祉主事資格などを取得できます。
※養護教員1種と2種の違いは何でしょうか……全く知りません。誰か教えて……。
  


看護系大学について

大学・短大・看護学校の違い

 看護教育も大学化してきた。平成16年度の時点で大学129校,修士課程73校,博士課程23校である。
 なぜ
大学教育が必要なのか?それは,高度化・複雑化した保健・医療と多様化する国民のニーズに対応するためである。では,それぞれの形態でどう異なるのか…,教育学で発表した内容をのせてみます。
   *3年過程だけで比較します。


大 学 短 大 看護学校
教育理念 ・専門的な能力を育成するために必要な知識や技術を総合的に教授
・看護学の教育,研究,実践の各分野において指導的役割を担う人材の育成
・広い視野をもった豊かな人間性の育成


学問的な発展を指向した教育
・進歩する医療に対応して科学的に看護を実践するための知識,技術の教育
・広い視野をもった豊かな人間性の育成
・自己研鑽しながら活躍する専門化の育成


看護学に関する理論と技術を身につけた有能な看護実践家の育成
・看護職として社会に貢献できる人の育成
・変化する保健医療社会に対応できる知識,技術がある人の育成
・広い視野をもった豊かな人間性の育成
・専門職人として自律的,主体的,態度を持つ人の育成

看護師としても職業人を育成
目標 学術の中心として,広く知識を授けるとともに,深く専門の学芸を教授研究し,知的,道徳的,応用能力を発展させることを目的とする
(学校教育法第52条から)
深く専門の学芸を教授研究し,職業または実際生活に必要な能力を育成することを主な目的とすることができる
(学校教育法69条の一部から)
職業または実際生活に必要な能力を育成し,または教養の向上を図る
(学校教育法82条の一部から)
単位数 124単位以上 93単位以上 93単位以上
特色 ・看護師と保健師の統合教育を行っている.
・看護師,保健師,助産師(一部の学校で)が一度に取れることで,職種としての選択の幅が広がる.
大学院に進学するには一番の近道.
・職業教育を行う.
・4年制大学への編入学への道がある.
・職業教育を行う.
・4年制大学への編入学への道がひらかれつつある.
組織 教授一人当り学生数 7.5人
専任教員の割合 49.7%
学生一人当り年間経費 444万
教授一人当り学生数 11.4人
専任教員の割合 29%
学生一人当り年間経費 180万
教授一人当り学生数 19.7人
専任教員の割合 8.2%
学生一人当り年間経費 114万

 要は,
大学は学問的な発展を目指しており,短大・専門学校は職業人を目指した訓練を行うところに大きな違いがあるようだ.設備はもちろん大学の方が整っている.



国立・公立・私立の違い

明らかな違いはわからないが,私が感じたところをお話しします.
 国立は教員の定員が決まっているらしく,公立・私立に比べるとだいぶ教員数が少ない.特に医学部看護学科の場合は,医学部の教員を使えるため,看護の専任は少なくなるようだ.設備も予算が…ということで意外と整っていない.図書の数が少ない.しかし,国立は「国立」というブランドがあるし,学費が安い.
 私立はそれなりの学費を払っているだけあって,設備が良いように感じる.
看護系大学がこれだけ増えて来ているので,学費の高い私立ではいかに特色を出して学生を集めるかが課題になる.そのため,他の大学にはない特色を出している.



学校選び

 看護界で名を上げている教授がいる学校がもちろん良いだろう.または自分がやりたい分野が盛んな学校を選ぶと良いだろう.…が,どのように探すかは難しいところである.各学校のホームページを見たり,先輩から情報を得るしかない.
 
大学では3〜4年生で約1年間実習が続く.実習を行える付属の病院が近くにあった方が,朝早くから行う実習に通うにはラクである.先輩が多く就職している病院の方が,実習生の受け入れがよいように感じる.


3年次編入

 看護系短大だけに限らず,専門学校卒業(看護に関する専修学校の専門課程のうち,修業年数が2年以上で,かつ課程の修了に必要な総授業時間数が1700時間以上である学校)でも大学に編入できるようになった.社会人入試などを利用して受験できるところも多い.試験科目は英語と看護学のところが多い.3年次では一般教養や専門基礎科目をとり,4年次では地域実習や卒業研究などを行う.(大学院にも専門学校卒で入学できるようになった)

 高校専攻科で看護師免許を取得した人は,最終学歴が高卒になってしまうため,
大学への編入の道は開けていない.しかし,大学に普通に4年間で入学する場合には,高校専攻科の推薦枠を設けいている大学がある.その場合国立だとセンター試験を受けなくても受験できる.

 高校専攻科で看護師をとり,さらに保健師学校に行って保健師免許も取っている人で,学士がほしいと思う場合,免許があるのにまた1から
大学へ4年間行って看護教育を受けるのはもったいないような気がする.心理学や社会学系,福祉系などの大学へ行き,学士をとってから看護系の大学院に入って勉強する方が効率良いように思ったりする.(看護学学士がほしい場合は別だが)



以上,私の勝手な見解でした.参考程度にしてください!




 
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last update 2004.4.28,since 2001.2.24