../HomeplaceFor kicks index競馬日記ドイツ編/2000年12月21日

12月21日 有馬記念展望
今週末は有馬記念。先週末から今週にかけて一時帰国していたのだが、報道はやはりオペラオーの1強ムード一色であった。今はなんとか最強馬の死角を探そうと必死になっているが、どうせ日曜は「オペラオー信じる!」の見出しに埋まるのだろうと容易に予想できる。残念ながらこちらに帰ってきたので有馬記念を観戦することはできないが、きちんと予想して馬券は買うつもりである。そこで、追いきりを踏まえた上で有馬記念の展望など書いて頭を整理しておこう。
まず、とにかく、オペラオーが無事なら断然であることは間違いがない。苦手の府中でGT2連勝したのだから、もっとも得意な中山で負ける要素は限りなくゼロに近い。鞍上の和田も信じるに足るパフォーマンスを見せてきた。そうなると唯一の問題は連戦の疲れがどうかだ。今週の追いきりでは強くは追わなかったらしいし、岩元調教師のコメントも泣きが入っているが、言えるのは「無事だ」ということ。もちろん上がり目はないし、調子も下降線だろうが、力は出せる状況と判断する。パドックを見て大きな問題がなければ、いくら人気でも切るのは無謀だと思う。
そうなると相手探しということになる。まず、同世代のライバルたち。完調との評判のメイショウドトウはオペラオーを力で負かすことのできる唯一の馬だろう。オペラオー以外は一線に並ぶと言われているが、この馬の強さはレベルが一つ上だと思う。ただ、唯一の問題は右回り。きちんとこなせるが、この馬の最高のパフォーマンスは左回りで出る。オペラオーは最高を出さないと勝てない相手だ。また、かかり癖のある馬がピークに仕上げられた時は恐い。次はナリタトップロード。知っての通りとうとう的場騎手への乗り変わりとなったが、私自身は中山のGIでこの馬が勝つ姿を想像することはできない。的場騎手の素晴らしい腕とあっと驚く大胆な作戦があったとしても、和田騎手が惑わされない限りはオペラオーを負かすことは難しいと思う。秋4戦めでも調子は良さそうだが。マチカネキンノホシは最高のパフォーマンスでJC6着。あれ以上は現時点では望めないというのが正直なところだ。
次に4歳馬だが、おそらく菊花賞2着のトーホウシデンは相当人気すると思う。血統的には素晴らしいものがあるのでペース次第によっては台頭する。また、アドマイヤボスも武豊のテン乗りもあってそれなりに人気しそう。さて、今年の4歳馬のレベルはどうなのだろう。2冠馬エアシャカールとダービー馬アグネスフライトはJCに出て惨敗だったが、両馬とも明らかに調子が悪かったので参考にならない。秋に入って4歳馬がいくつかの重賞を勝っていることから、全体のレベルはそんなに低いわけではないことは確かだろう。ただ・・オペラオーに勝てるかとなると、難しいと思う。去年のオペラオーでさえグラス・スペシャルには勝てなかったのだから。
6歳以上でもっとも有力な馬といえば、ツルマルツヨシということになると思う。去年の有馬ではオペラオーと首差だったが、1年でオペラオーは格段に成長したので差は開いていると考える。ただ、今回、ツルマルツヨシの状態は完璧に近いようだ。疲れのあるオペラオーにフレッシュさでどれだけ迫れるか。ステイゴールドは明らかに調子が落ちている。今回は入着が限度だろう。8歳ダイワテキサスの強さは認めるが、JC5着のパフォーマンスが最高と思われ、上位馬が揃って凡走しない限りこちらも入着以上はなさそうだ。
短距離・マイル路線から参戦のキングヘイローは能力的にはオペラオーに勝ってもおかしくない。同じ事がメイショウオウドウにも言える。両馬は血統的には最高であり底力は申し分ないと思われる。ただ、気性の問題で中山の2500mをこなす可能性はかなり低いと言わざるをえない。ハイペースの穴馬の評価以上に上げる気はない。ただ・・・キングヘイローは予想を裏切るという意味では超一流だからなあ・・・。冬場になると突然好走することがあるので、人気次第では押さえておいてもいいかなと思う。
一頭だけ、自分の穴馬を上げるとすればそれはジョービッグバンだ。前走は休み明けの太め残りで惨敗だったが、もともと叩き良化タイプだけに変わり身があってもおかしくない。追いきりの気配も良かったようだ。宝塚記念でオペラオーに食い下がった実績もあるので、少なくとも人気以上には期待できる。450Kg台前半の馬体重なら買ってみてもいいかなと思っている。その他の馬・・・例えば逃げ宣言のホットシークレットや調子最高のゴーイングスズカ、毎日王冠では1番人気だったアメリカンボスなども少しは可能性がある。
展開予想をふまえて、予想は前日に公開するつもりだ。何が起こるかわからないのが競馬だが、今回に限っては・・というのが今の正直な気持ちである。

Return to 競馬日記インデックス Return to ForKicks