6月( 第9~12週)
(9)先生の醜聞(スキャンダル)(6月2~7日) 妻五郎が光代を連れ戻そうとするが失敗。岡山の健太郎は激怒する。エイスケの小説が載った雑誌を持って、燐太郎があぐりを訪ねてきた。自分の夢のため、妻五郎たちにつらい思いをさせていると悩むあぐりを、燐太郎は慰める。
大作家の長堀俊介の妻喜美子がチェリーの美容室を訪れる。あぐりはエイスケの小説を喜美子に見せた。世津子が出そうとしている新しい女性誌に、喜美子が版元に圧力をかける。かつて長堀俊介は世津子と関係があり、喜美子は世津子が長堀を利用しようとあぐりを差し向けてエイスケの小説を読ませたのだと勘違いしているのだった。
世津子の雑誌のために皆で金を集めることを森が提案する。
(10)父の背中(6月9~14日) 真知子が燐太郎に想いを寄せているのを知って、あぐりは2人で会う機会を作る。
エイスケは真知子に、あぐりは夢を持って生きる姿を子供に見せたいから働いていると語る。真知子は子供がいて働く苦労を理解し、チェリーにも心を開く。
健太郎が東京に出てきた。健太郎は勇造が望月組のために自動車技師を諦める気になっていることを告げ、エイスケに家を継いでほしいと頼むが、エイスケは拒絶する。
真知子が素直になって家庭が明るくなり、チェリーはあぐりに感謝する。世津子の計らいで、チェリーはあぐりに通いの修業を許可する。
(11)禁断の断髪(ショートカット)(6月16~21日) チェリーは横浜に支店を出す。そんな折り、世津子が新進美容師、石坂和子との対談を持ちかける。
あぐりは石坂の店で自分の髪をショートカットにして、周囲を驚かせる。石坂の店に若い客がいたことをあぐりから聞き、チェリーは横浜の支店を発想が新鮮な時子に任せる。淳之介が肺炎で入院するが、あぐりは淳之介を燐太郎に託して店に出る。弱音を吐かないあぐりを、チェリーはあたたかく見守る。
1年後、石坂に引き抜かれて店をやめた雪が焼き鳥屋で働いていた。石坂は雪を解雇したのだ。あぐりはチェリーに、もう1度雪を弟子にしてほしいと頼む。チェリーは雪をもう1度弟子にする。
その直後、あぐりは倒れてしまう。
(12)でっかいお年玉(6月23~18日) あぐりは胸膜炎にかかり生死の境をさまよう。病室で眠るあぐりを見守りながら、エイスケはあぐりの言葉がきっかけで作品がかけるようになったことを燐太郎に語る。
あぐりは奇跡的に生還。見舞いがきっかけで健太郎と光代は仲直りする。自宅療養を終えたあぐりは、淳之介を迎えに岡山に旅立った。あぐりは、岡山で暮らそうと考える。誌かし、岡山では勇造の結婚が決まっていて、あぐりの居場所はない。美佐は、あぐりに自分らしく生きなさいと励ます。
年が明け、昭和4年の正月、健太郎がいきなり訪ねてきて、土地と建設費を出すから自分の店を持てと言う。新しい店の名前をエイスケが「あぐり美容院」と命名した。
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