8月( 第18~21週)
(18)エイスケ死す(8月4~9日) 昭和14年、あぐりは3番目の子供、理恵を出産する。株で荒稼ぎをしているエイスケは理恵の誕生日プレゼントとして箱根の別荘を購入。その後エイスケは株に失敗し、新進気鋭の画家、緑川靖子の所に入り浸る。
淳之介が腸チフスにかかる。岡山までお守りを取りに行ったエイスケは、健太郎に自分を廃嫡してほしいと願い出る。そしてエイスケはあぐりを誘って箱根の別荘に泊まる。別荘から帰ってきたエイスケは心臓発作で息を引き取る。
画家の緑川靖子が訪ねてきて、エイスケの子供を身ごもったと告げる。
燐太郎がエイスケの遺作を発見。「アン・ダグリッパの結婚」とタイトルがついたその小説には、あぐりに対する愛が満ちあふれていた。
(19)淳之介の初恋(8月11~16日) 時代は第二次世界大戦のまっただ中。淳之介は静岡の高等学校に入学し、和子は国民学校の2年生になっていた。突然、東京に帰ってきた淳之介は偶然、小学校時代のマドンナ、諒子と再会。南や尚久、安吉を交えて、盛り上がる。
町内会で鉄製品を供出することになり、あぐりの店のパーマネント機も回収品に入る。燐太郎はつきあっているつた子に、両親と会ってほしいと頼まれるが、あぐりのためにポータブルのパーマネント機を探していて、すっぽかす。
つた子はあぐりの店を訪ねてきて、燐太郎はあぐりが好きなのだと告げ、燐太郎との距離を置いてほしいと言う。燐太郎はつた子と結婚し、軍の報道班員として戦地に赴く。
(20)さよなら東京(8月18~23日) 昭和19年、夏。国民生活は苦しく、あぐりの美容院に来る人はほとんどいない。カフェ・セ・ラ・ウ゛ィも閉店する。
淳之介は、池田諒子と付き合うようになるが、淳之介に召集令状が来る。淳之介は、入営してすぐに喘息にかかっていることが分かり、家に帰された。
沢子が軍人と結婚することに。ところがあぐりには、残酷な知らせが届く。建物疎開で美容院を取り壊さなければならないという。店を片づけながら、あぐりと辰子は美容院で過ごした日々を振り返る。
大規模な空襲が東京を襲い、片桐が亡くなる。悲嘆にくれる光代。あぐりたちの家も焼け落ちた。とめはあぐりに、自分の実家のある山梨に来てほしいと言う。
(21)母と子の暑い夏(8月25~30日) あぐりは、光代、和子、理恵を連れて、山梨にあるとめの実家に疎開する。光代は片桐が亡くなったショックで口をきかなくなってしまう。
あぐりのもとを健太郎が訪ねる。件太郎は片桐が送ってきたレコードと手紙を見せ、光代を元気づける。あぐりはレコードを光代に聞かせるため、蓄音機を手に入れた。
東京では、下宿の大家さん、美和子が淳之介に急接近。軍の慰問で舞鶴に行く話を持ちかけられ、淳之介に相談に来た諒子は、美和子と淳之介の危険な雰囲気を感じとる。
8月15日、日本は終戦を迎える。あぐりはとめたちへの恩返しに、しばらくとめの家の葡萄農園を手伝うことにする。
ホームページに戻る ![]()
![]()