9~10月( 第22~26週)
(22)夢ふたたび(9月1~6日) 敗戦から1年。あぐりは山梨で、とめの実家の葡萄園を手伝っていた。光代は肝臓を悪くして寝込みがち。そこへ、森潤がふらりと訪ねてくる。
チェリー山岡から、東京で美容師教習所の教師をやらないかと言う手紙が届いたが、あぐりは断る。あぐりは光代を看病したかった。ところが、健太郎は光代を岡山に連れて帰り、光代はその年の秋、生涯を閉じる。
淳之介は女学校で英語を教え始め、高山はカフェ・セ・ラ・ウ゛ィを再開した。新セ・ラ・ウ゛ィを訪れた世津子は、自分がエイスケを不幸にしたと思い込んでいた。燐太郎も、戦争を鼓舞するような小説を書いた自分を責めていた。
(23)立ち直る力(9月8~13日) あぐりの新しい店が完成。あぐりは仕事を再開。世津子は婦人現代の復刊を決意し、淳之介は編集長、民子のもとで編集を手伝う。
淳之介は、燐太郎の詩に出会って自殺を思いとどまった女性の記事を発見。あぐりと民子にこの記事のことを聞いた燐太郎は、再び作品を書き始める。
カフェ、セ・ラ・ウ゛ィの演奏に三枝だと諒子が帰ってきた。生き生きと演奏をする三枝と諒子。淳之介は諒子に突然プロポーズ。しかし諒子は悩んだ末にプロポーズを断る。
ついに婦人現代の復刊第1号が完成。出版記念パーティで、あぐりは民子の知り合いの新聞記者、林晃と出会う。
(24)最後の親孝行(9月15~20日) チェリー山岡の仕事を引き継ぎ、あぐりは全国に20支店を出す計画に乗り出す。そんな折り、新聞にエイスケを中傷する記事が載る。書いたのは民子の知り合いの林晃だ。火事で焼け出された林を、あぐりは自分の家に呼ぶ。
岡山で暇を持て余した健太郎と磯部と妻五郎は、支店を出そうとするあぐりを助けようと東京に来るが、林と鉢合わせし、一騒動に。あぐりの支店のための土地売買で、健太郎が詐欺に引っかかった。自信を無くした健太郎は世津子に別れを告げ、岡山に帰っていく。
あぐりと林に関係について妙な噂が流れる。理恵は林を慕うが、和子は複雑だ。
(25)人生は冒険旅行(9月22~27日) あぐりの家を出た林は、文化部から社会部に異動し、連続放火事件の現場で犯人に刺される。林は犯人の似顔絵を描く。その絵の上手さにあぐりは驚く。林はかつて画家だった。
林は青森への転勤を希望する。あぐりはかつて林が描いた絵を探し出し、林の妻がもう1度林が絵を描き始めたら応援してほしいと言っていたことを告げる。あぐりは林と再婚することにする。
淳之介は結婚に反対はしないが、すぐに林をを受け入れることができない。和子は、林をお父さんと呼ぶことができない。和子の誕生日の夜、森と芝居を見に行った和子は帰りが遅くなる。帰ってきた和子を林は叱り飛ばす。和子は次第に林に心を開いていく。
(26)素晴らしき日々へ(9月29日~10月4日) 淳之介の小説が芥川賞候補になり、あぐりたちは祝賀会の準備をして選考結果を待つが、落選だった。
あぐりは以前にも増して多忙だ。森はそんなあぐりに、何か置き忘れていないかと警告する。和子が劇団に合格。あぐりと林は和子の決めた進路を尊重する。
世津子が東京を離れる。世津子にパーマをあてていて、あぐりは自分の本当の夢に気付く。林はフランスへ絵の勉強に行く事を決心。あぐりに見送られて旅立っていく。
あぐりは光美堂の実務をチェリー山岡に一任する。見失っていた夢が見つかったと言うあぐり。森や淳之介、燐太郎たちもあぐりの選択に理解を示す。
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