「あぐり」の感想

10月4日にとうとう「あぐり」は最終回を迎えました。長かったようで短かった半年間 。最初の頃こそ、人気のあった「ふたりっこ」の後番組で、後がやりづらいだろうと思っ たけど、それは余計な心配でした。「あぐり」を見ていた毎日15分は、退屈することが ありませんでした。今まで見たドラマでいちばん面白かったと思います。
衛星放送でもいいから、もう一度再放送してほしい・・・と思ってたら、11月17日か ら衛星放送で総集編にして4回で放送するそうです。NHKでは12月22に放送します 。ラッキー。

キャストについて
いちばん気に入っていた人は、何といっても望月エイスケです。エイスケ役の野村萬斎は 、NHK大河ドラマ「花の乱」で細川勝元を演じていました。そのときは、わざとらしい 演技だと思って、あまり好きではなかったのですが、エイスケのとしての演技はすごく良 かったです(やっぱりちょっとわざとらしいけど)。本来、私はエイスケのようなフラフ ラして借金し放題、愛人作り放題の、地に足が付いていないような人は好きではないので すが、なぜかエイスケは好きでした。夫にはしたくないけど、一緒にいると楽しいタイプ かも知れません。それに、最近のドラマの男は、浮気しない人が多いので、かえって新鮮 だったと思います。
エイスケが死んだ回は、ドラマだと分かってても本当に悲しかったです。特に演出がよかったです。エイスケは和服のときでも、いつもトレードマークのように赤いスカーフ(派手だけど、妙ににあってた)を首に巻いていたのですが、そのスカーフが別荘までドライブしたときに風でとばされ、エイスケの死を暗示させる・・・。ううっ、私の文章力では、このときの演出のすばらしさを表現できないです。

森潤役の森本レオも好きでした。エイスケの場合は、野村萬斎としての彼より、エイスケ の役のほうに好意を持ったのですが、森本レオの場合は、森潤としてではなく、森本レオ 本人に惚れ込んでました。もっと正確に言えば、森本レオの声に惚れ込んでいたと言える かもしれません。森本レオの声を好きになったきっかけは、人形劇三国志で諸葛孔明役の 声を聞いてからです。ドラマ「王様のレストラン」では、彼がナレーションをしていたと いうだけの理由で、そのドラマを見てました。森本レオの声は、優しくて、子守歌のよう に人を安心させるんです。

主人公のあぐりについて。あぐり役の田中美里さん(女性には「さん」付け)は清楚なイ メージで、同性に好かれるタイプですね。「のほほん」という言葉が似合う人だと思いま した。最初の頃、あぐりはエイスケに「闇夜のカラスちゃん」なんて呼ばれていたけど、 実際は、気にするほど色が黒いと言うわけでもなかったと思います。むしろ、色白なので は?子ども役の子は確かに黒かったかもしれませんが。
エイスケが亡くなった後、後半の男主人公は息子の淳之介です。初めて成長した淳之介( 山田純大)を見たとき、「どう見てもあぐりより年上だよ」と心の中でツッコミを入れて いました。スタッフの人もそう思っていたらしくて、ドラマで、カフェ・セ・ラ・ウ゛ィ まで一緒にあぐりと淳之介が歩いている時に、警官に恋人と間違われるというシーンがあ りました。実際田中美里さんより、山田純大のほうが年上らしいです。

淳之介と、淳之介の友人、南と尚久は2世タレントトリオ(淳之介役の山田純大は杉良太郎の、南役の池内万作は伊丹十三の、尚久役の関口知宏は関口宏の息子)。でも、南は学徒出征していたので、戦時中は出演せず、あまり目立たなかったような気がします。この3人を見てると「欽ちゃんどこまでやるの」という番組の「いい子悪い子普通の子」を思い出すのは私だ け?

望月あぐりテレビ出演
97/11/16(日)の「知ってるつもり」で、吉行あぐりをとりあげました。そのゲストに、 田中美里さんと森本レオが出演。他番組にまで影響を与えるなんて、やっぱり「あぐり」 はすごいですね。
内容は、連続ドラマの「あぐり」を思いっきりダイジェストに説明したという感じ。
吉行あぐりさんがVTRで出ました。90歳とは思えないほど、元気な人でした。「私に は老後なんてない」と言っていたけど、本当にその通りです。私も、彼女のように年をと りたいと思いました。
原作の「梅桃の実るとき」を長女の吉行和子が朗読することが何回かあったのですが、彼 女がが読んでいる姿は、はっきり言って邪魔。声だけで良かったのではないかと思います。

望月あぐりテレビ出演(その2)
97/11/19(金)の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)のゲストに田中美里さんが出演。実は 、前に吉行あぐりさんと吉行和子さんが出演したことがあるらしいのですが、そのときは 、見逃してしまいました。今回は、ちゃんとビデオ録画しておいたぞ。内容は、東宝シン デレラの特別賞になったきっかけを話してから、子どもの頃の写真が何枚か見ました。可 愛い顔だと思ったら、実は、兄の顔だったと言うオチが付いています。その後、「あぐり 」の撮影について。最後は、演劇で出演した「わが町」について。うーん。田中美里さん が、どんどんテレビに出て有名になるのはうれしい事だけど、芸能界の世界に慣れてほし くないな。初々しい雰囲気をいつまでも忘れないでほしいです。

NHK総合で、「あぐり」総集編放送!
97年12月22日から25日までの午後11時25分から12時25分、「あぐり」の 総集編が放送されました。
ところが、ビデオ予約の時間をまちがえてしまったため、第1話が見れなかった!なんて こった・・・。
というわけで第2話からの感想。要所要所はしっかり抑えていて、十分面白かった。「あ あ、そういえばこんなシーンもあったのね」と思う事もしばしば。結構内容を忘れてたみ たい。ただ、ナレーションが多くなったのが残念。それと、「あぐり」を総集編で初めて 見る人は(そういう人はいないだろうが)、登場人物の把握ができないのでは?

総集編のタイトル
第1話 花嫁は15歳
第2話 夢は美容師
第3話 別れの曲
第4話 素晴らしき日々へ

連続テレビ小説完全アンコール「あぐり」…BS2
連続156回をアンコール放送します。
2004年9月27日(月)スタート
毎週月曜〜金曜 19時30分〜19時45分(※)
(※)金曜日のみ2本立てで20時まで放送の予定です。

いつかは全話再放送されるとは思ってましたが、ようやくあぐりが帰ってきました。 本当に嬉しいです。今度は全話録画しようっと。


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